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田代康憲(レオン自動機)がカンブリア宮殿で包あん機シェア90%の秘密を!

レオン自動機の田代康憲社長が、3月17日の『カンブリア宮殿』に出演されます。

田代康憲社長は、レオン自動機の3代目の社長です。レオン自動機は、包あん機の日本国内シェア90%をもっている日本のトップメーカーです。世界にも販路を広げていて、現在120か国以上で使われています。包あん機以外にも、パイ生地をつくったり、クロワッサン製造機など、他には真似できない技術力の高さを誇っています。そんなレオン自動機の田代康憲社長の成功の秘訣は何でしょうか?見ていきましょう。

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レオン自動機の歴史

レオン自動機は、栃木県宇都宮市に本社を置く食品機械の製造会社です。

自動包あん機やクロワッサン製造器などを作っている会社です。つまり、食品メーカーのための機械を作っているメーカーです。

創業は、1963年3月15日。

創業者は、現名誉会長の林虎彦氏です。

では、創業のいきさつを見ていきましょう。

林虎彦氏は、1926年(大正15年)5月18日生まれの89歳です。

台湾の高雄市で、台湾製糖会社の技師長の三男として生まれました。

1945年、戦後に日本に引き揚げてこられて、1950年、石川県金沢市で菓子店「虎彦」を開業されます。

餅に餡を包む作業は手間と時間がかかるので、なんとかこの工程を自動化できないか?そして、その空いた時間をもっと創造的な仕事につかえないか?とお菓子を作っている時に思ったそうです。

1954年、栃木県に移り、「虎彦製菓株式会社」を創業。

1955年から物質の変形と流動に関する科学の研究に没頭し始めました。その研究とは、お菓子やパンなどの材料に多く見られる粘性や弾性の流動を解明する学問「レオロジー(流動学)」だったんです。

これが、現在の社名の元になっています。

1961年、試行錯誤を重ねて、世界初の包あん機「R-3型」が完成します。

でも、この「R-3型」は、毎時2万個という生産能力があったので、その生産能力の高さを恐れて実用化を断念したそうです。

普通の人なら、毎時2万個というすばらしい効率化ができる機械を実用化したと思うんですが、林会長は、逆だったんです。

そんなに早く作ってしまうと、効率化が行き過ぎて、職人の心が失われてしまうのではないかと危惧されたそうです。

林会長の求めるものは、効率化だけではなかったんです。

手作りの良さを残しながら自動化させるという、相手側、つまり作り手、食べる人にとってメリットになることを考えられていたんだと思います。

そりゃ、大量生産ができれば、作り手だけが得をする形になりますよね。しかも、その大量生産が作り手たちの首を絞めてしまう訳です。それでは、しあわせな未来は描くことができないんです。

そして、1963年に、苦心の末初の実用型自動包あん機「N101型」が完成されました。

「N101型」の生産能力は、毎時3,000個。手作り感をしっかり残しつつ、効率化が得られるスピードです。職人が作るスピードよりも、10倍は早いそうです。

この開発を機に、「レオン自動機」を設立されました。

その後、世界に進出していきます。

1967年、ハワイに、初めての輸出を開始。

1969年、ドイツにレオン研究所を設立。

1974年、アメリカに進出。

この後も続々海外に進出されています。

主力は、包あん機ですが、生地延展装置「ストレスフリーストレッチャー」、パイ・ペストリー生産ライン「MMライン」、コンピューター搭載包あん機「火星人」、ツインデバイダ、マルチストレッチャー、ピザスピナ、梗塞包あん分割機「メガフォーマー」などの商品があります。

詳細は、「レオン自動機」の公式HPでご覧ください。

世界に進出できるのは、世界中の国に、同じような何かを包む食品が存在するためです。

例えば、フィリング入りのクッキー、パイ、ドイツのクノーデル(ポテト団子)、イギリスのスコッチエッグ(卵入りハンバーグ)。イタリアのアランチーニ(ライスコロッケ)、インドのサモサ(カレー味の揚げ餃子)、トルコのキュフテタ(肉団子)、メキシコの包みピザなど。

何にでも応用はできるんです。中国の月餅や肉まんもそうですよね。需要は沢山眠っているんです。

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田代康憲社長の経歴は?

田代康憲社長は。3代目の社長です。同族社長ではありません。

1947年7月23日生まれの68歳。栃木県の出身です。

1970年、日大生産工学部を卒業して、レオン自動機に入社。

1987年、取締役開発第一部長就任。

1999年、常務取締役第一開発設計担当に就任。

2011年2月、取締役社長に就任。

2代目社長は、林虎彦名誉会長の養子の林啓二社長が継がれたようですが、社内的に問題があったようで、田代康憲社長が三代目として、会社を任されています。

レオン自動機の技術畑生え抜きの社長です。技術の面でのこだわりが強そうですね。

田代康憲社長は、林虎彦名誉会長の愛弟子とも言われるくらいに可愛がられたようで、その技術、考え方をうけついでいらっしゃるそうです。

技術畑から上がってきたこだわりがあって、それが会社自体の方向性になっているんです。

そこにレオン自動機の成功の秘密が眠っているんです。

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田代康憲社長のこだわりが生み出したレオン自動機成功の秘密とは?

田代康憲社長は、インタビューなどで、こんなことを話されています。

 「海外も日本と同じです。お客様は機械より、その機械でどんな商品ができるかに興味を持ちます。そのため『この機械を使って、こんな商品ができますよ』と紹介していきます」。いわば企業の商品開発にまで入り込むという訳だ。

「お客様が気付かないことに気付き、より合理化して提案することが私たちの強み。入社当初から『提案がレオンの生き方』だと教えられてきましたから」

他社との決定的な違いは、この提案力にある。「開発した製品を使用すれば、こんな商品ができますよ」と実際に見せることから始め、そこで出たニーズに応えながら、より合理化して提案する。「ただ製品を売ればいいという考えとは根本的に違います。調整の仕方や部品についてなど、全てをきっちりご説明した上で、納得して購入していただくのがレオンのスタイル。それは創業以来続けている、私たちの誇りです」

製品を販売した後も研究会を開くなど、アフターフォローも万全だ。「社員には『満足』以上の『感動』を与えられるようになりなさいと言っています。存在理由のある企業とは、そういうことだと思うのです」

(下野新聞SOON様より引用)

そして、レオン自動機の公式HPには、

技術サービスのご案内

広範囲の「技術的なサービス」をご提供致します

レオン機ご購入の際の技術的なご相談から始まり、納入時の操作指導や生産開始のサポート、新しい製品をお作りいただくための参考情報、さらにはレオン機に合った配合上のご相談まで、あらゆるソフトウエアをサポート致します。

「売れる商品」を生み出していただくため、またお客様に最大限の「創造力」を発揮していただくためにも、弊社の「技術サービス」をご利用ください。

また弊社には和菓子、洋菓子、パン、調理食品等の設備を持った研究室も完備されております。現行製品の品質向上、新製品の試作テスト、また操作研修等にも、ぜひご活用願います。

レオン自動機公式HPより引用)

そして、具体的なサポートとして、

  1. ご購入時のサポート
  2. 商品についてのご相談
  3. 操作設定についてのご相談
  4. 生産現場の方向けのソフト講習会
  5. 新製品を企画される方向けのソフト講習会

などが、アフターフォローのような形でサポートされているようです。

これ等を見ていくと、一つのモデルが浮かび上がってきます。

それは、下町ロケットモデルです。(私が勝手に名づけました。)

規模はとんでもなく違いますが、考え方は同じような気がします。

つまり、一番初めからお客様に寄り添って、一緒に考えながら製品を作っていき、その後のフォローもしっかりしていくというモデルです。

売りっぱなし、見せっぱなしではなく、共同して事業を発展させていくということです。

もっとカンタンに言うと、

商品の事は、お客様の方がよく知ってる。

機械の事は、レオン自動機さんのほうがよく知ってる。

当たり前ですけどね。

この二つを組み合わせることによって、想像以上の効果が表れるということです。

ある意味、オーダーメードに近い機械設計をされているんだと思います。この関係は、近江商人の三方よしの考え方に似ていますよね。レオン自動機さん、お客さん、食べる人の3人がそれぞれにメリットがあるんです。

これが、もしも営業中心の社長だったら、そこまでは考えられないのではないでしょか?営業効率、生産効率を考えると、どうしても、ロスとか、マイナスの部分が大きくなってきて、二の足を踏んでしまう部分が出てくると思うんです。

あくまでも、技術面からお客様の事を考えるということを重要視していると思うんです。

下町ロケットもそうだったんですが、そういう思考でいると、遠回りしているようで、実は確実に進んでいるので近道だったっていうこともあるんですよね。

効率化を推し進めていって、もっと極端な例では、サギにちかい商売があります。

集客、商品説明だけ一生けんめいやって既存の商品を売った後に、不具合がでてもフォローがなかったり、アフターフォローが一切なかったら、サギに近いですよね。買った方にしたら、いくら大手でも悪い感情しか残りません。それが、今騒がれている白物家電なのかもしれません。アップルとか。

レオン自動機さんは、商品自体高いからっていうのもあるかもしれませんが、ここまでシェアを伸ばしてきた秘密の一つとして、そういった商売の方向性があると思います。

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まとめます。

田代康憲社長のこだわりからのレオン自動機の成功の秘訣は、

お客様と共に製造、開発、アフターフォローをしていく姿勢

だと思います。

ドラマ「下町ロケット」とおなじ雰囲気の会社ではないでしょうか。

そういう会社には、そういう志をもった人が多く集まってきます。逆に中途半端な人は振り落とされてしまいます。

そうやって、どんどん進化していくことによって、さらなるレベルに上がっていくので、今後のレオン自動機さんも注目していきたいです。

ちなみに、今後のレオン自動機さんが狙っているのは、小型の包あん機の様です。

世界各国の小さなパン屋さん、レストラン、食品会社などがターゲットのようです。

これは、かならず成功するでしょうね。レオン自動機さんの高い技術力と発想力があれば、お客様の望んでいるものはできるでしょうし、お客様は、それこそ無限にいると言っても過言ではないですからね。

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