こんにちは、3回転職したあとに起業してる米山です。
今から25年くらい前、桜が咲いてる季節に、同期で入ったひとといっしょに3年勤めていた会社をやめて、始めての転職をしました。
彼とは、同じようなレベルの大学を出て、同じような仕事をしていて成績も同じくらいで、始めの1,2年は、毎日楽しく仕事をしていました。
それから25年くらい経った今、二人とも家庭を持ってしあわせにくらしていますが、ひとつだけちがいがあります。
それは、わたしはその後も何回か転職して最後にはなんとか起業して、若干の自由を手に入れた生活しているのですが、かれは、大企業の重役になっています。
今は同じような友達でも、今後何十年も経つと違った人生を歩いてるかもしれないと、あなたは思ったことがありませんか?
もちろん、大企業の重役が偉いとか偉くないということではなくて、彼は都内の一等地に住んでいて、お手伝いさんはもちろん望むものはすべて手に入れられる生活をしてるようです。
その一方で、私といえば・・・
この差はなんなんだろう?って時々考えてみるのですが、やはり、いちばん初めの転職の仕方にあるんじゃないかとおもっています。
わたしは、なにも考えずにその場しのぎで入れるところに入ったのですが、彼は、やめた後にすぐに就職するのではなくて、一度デザインを勉強してから大手の広告代理店に入ったんです。
つまり、将来のことを考えるかどうかによって転職が成功したり、失敗するんじゃないかとおもいました。
そこで、具体的にはどうしていけばいいのか、20代男性のために、転職を成功させるわたしなりの方法をあなたにお話ししていきます。30代、40代ではちょっと違ってきますので注意してください。
お好きな所からお読み下さい。
転職が成功するってどういうこと?
わたしは、3回転職して、結局自分で仕事を始めたのですが、たぶん、1回目と2回目の転職は失敗だったと思います。
とはいえ、何を持って成功だとか、失敗だとか決めるのかというと、やはり、一般的には、
- 給料
- 会社規模
- 役職
などできめられてるとおもいます。
具体的に言えば、年収300万円から250万円にさがったり、1000人以上の会社から50人以下の零細企業に転職したときには、どうしても失敗した転職と言われてしまいます。
逆に、年収が1.5倍になったり、中小企業から大企業にレベルアップしたときには成功したと言われるはずです。
でも、本当にそうなんでしょうか?
あなたも単純に、お金がもっとほしい、大企業に行きたい!って言うのでしたら、もうこの先を読む必要はありません。
少しでも早く、いくつもの転職エージェントに登録して、そこのエージェントたちとお話をすれば、あなたの望みはかなうはずです。
だって、あなたが20代でしたら、あなたが望んでる企業は沢山あるからです。
でも、給料が上がったり会社のレベルが上がることが本当の成功なのでしょうか。
わたしはそうは思いません。わたしの思う成功とは、私の友人みたいに自分の好きなことをやり続けることだと思います。
もちろん、好きなことと言っても楽しいことばかりでなくて、苦しいこと、つらいことはあります。でも、そういうのもひっくるめて「好きなことをしてる」ことで毎日が幸せになるんだろうと思います。
転職で成功したといえるのは、そんなときだとあなたは思いませんか?
そういうと、あなたは、
「好きな事?べつにやりたいものもないし・・・」
って思われるかもしれません。
でも、これをやりたい、あれをやりたいって言うような明確なモノでなくていいと思います。
- 毎日定時に帰ってドラマをみたい
- 休日には何も考えずに遊びたい
- 趣味や私生活に困らないくらいのお金が欲しい
って言う感じでもいいんじゃないでしょうか。
良い会社、良い給料を得るための転職ではなくて、あなたが思い描いた未来を手に入れるための転職ができたときに、その転職は成功だったといえるとわたしはかんがえています。
転職が失敗する原因とは?
でも、ほとんどの人が、そこまではかんがえないで転職してしまうので、成功してるのか、それとも失敗してるのか、分からないんじゃないでしょうか。
それは、答えが出るのが、何十年も先だからです。
わたしもこの年になって、はじめて、あの時の転職は失敗したな~とか、あのときこうしておけばよかったな~っておもうようになりました。
当時は、すこしでも高い給料、少しでも家に近く、少しでも可愛い女性がいる会社・・・って、何も考えずに転職をしていました。
将来のことなんてなにも考えずに目先のことだけをおっかけて転職してしまったので、2回目、3回目の転職につながっていったんだと思います。
いわゆる、転職貧乏ですね。
では、転職貧乏にならないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
「え、そんなのかんたんジャン。先のことをかんがえろってことでしょ」
そのとおりです。
でも、
「いつも先のことは考えてるよ。これ以上どうするの?」
って、あなたは思っていませんか?
実は、会社にいたころに、辞めていく人に同じ質問をすると、「考えてますよ!」って半分おこりながら言い返されたことがあるんです。
そのひとに、
「じゃあ、どうしたいの?」
って聞いたんですが、良い給料もらっていいオンナと結婚して・・くらいしか答えが返ってきませんでした。
そんな感じで考えてるとおもってるひとが多いので、転職貧乏という言葉がなくならないんです。案の定、その辞めていった人は、就職もできず、派遣とバイトでずっと過ごしていたようです。
つまり、どんな生活を送りたいのか、どんな人生を送りたいのかをもっと具体的に、さらには、10年後にどうなっていたいのかをしっかり考えて行くことがたいせつなんです。
成功する転職の方法
「じゃあ、どうやって考えればいいの?」
って思ってますよね。
考えるには、
- 今までのあなたを振り返る
- 今を振り返る
- 将来を考える
この順番で考えことが大切になってきます。
幸せな未来を作るには今がたいせつですし、今を創ったのは過去のあなただからです。今までとおなじことをくりかえせば、未来も今と同じ状態になる確率が高いです。
つまり、成功する転職という未来を手に入れるには、いまを変えることがたいせつなんです。
今までのあなたを振り返る
まずは、今までのあなたを振り返っていきましょう。
何枚かの紙と書くものを用意してください。
- 1枚ずつに、年代を書き込む(小学校とか中学校)
- つらかったこと、いやだったことを3個書く
- 楽しかったことをできるだけ多く書いていく
- その中で、最高だったことを3つ選ぶ
これだけです。
年代別というのは、小、中、高、大、社会人1年目、2年目とかです。
つらかったこと、楽しかったことを書きだすのはカンタンだと思います。
4番目の最高だったこととは、あなたのテンションやエネルギーが特別に上がった出来事です。
たとえば、
- 大会で優勝した
- 学園祭を成功させた
- 契約をとった
- 上司に褒められた
などです。
これを書くことによって、あなたが人生にどういうことを望んでるのかがわかります。
具体的に言えば、どの年代でも大会で優勝したことでテンションが上がっていたら、あなたは自分のスキルを高めて競争に勝つことで満足します。
皆を指揮して学園祭を成功させたとかがおおければ、リーダーとして多くのひとを引っ張っていくことが好きだし、裏方として成功させてテンションが上がっていたら、リーダーの補佐役としてプロジェクトを回していくことを望んでいるということです。
逆に、人と話すのがいやだったり、関わるのが嫌な感じだとしたら、営業職はむかないし、接客業も向かないということです。
さらに、こちらのエニアグラムのテストを受けてみると、よくわかると思います。
エニアグラムとは、人間を9つの性格で分類したもので、非常に興味深いテストです。わたしのばあい、かなりあっていましたので、試してみてはどうでしょうか。
今を振り返る
過去のあなたのことがわかったら、今を振り返っていきましょう。
今のあなたがやってる仕事、普段の生活は、あなたが望んだ、望まない、関係なく、あなたが数年前にした決断の結果です。
過去のあなたを振り返って、向いてる、向いていない、好き、嫌いがわかったと思いますが、それが今のあなたの仕事や生活に反映されていますか?
向いていない仕事、好きでない仕事などについていませんか?
「だって、しかたなく・・・」
とあなたは言うかもしれませんが、そのとき、別な選択肢を選ぶことは本当にできなかったのでしょうか?
わたしのように、単純に何もかんがえていなくて、ながされるままに生きてしまうと、ステップアップするチャンスを逃してしまいます。
過去のあなたを知った上で、今のあなたがどんな状況なのかを、俯瞰的に(鳥の目のように空の上から)想像してみると、今のあなたが幸せなのかどうなのかわかるのではないでしょうか?
今のあなたは、どんな姿に映りますか?今のあなたはとても幸せですか?あなた自身であなたのこころに問いかけてみましょう。
でも、残念ながら、あなたの今の姿はすぐには変えられません。
将来を考える
今の状況を想像出来たら、次にやることは将来を考えることです。
そのための質問は、
- あなたは亡くなるときに何を感じたいか?
- 10年後、20年後にどうなっていたいのか?
「いきなりなにを!」って怒るかもしれません。ショッキングかもしれませんが、いずれそういうときがかならず、だれにでも訪れます。
それは、思いもかけない時かもしれませんし、今から50年後、80年後で、もうじゅうぶん・・・っておもうときかもしれまん。
そのときに、やりたいことはぜんぶやった、やりのこしはない!と思いたくはありませんか?
ベッドの上で、ほとんど動けないかんじで、あれもやりたかった、これもやりたかった・・・ってなげいてる姿を想像できますか?
わたしには、ちょっとこわくて無理です。
だったら、いま、この瞬間を精いっぱい暮らしていかなきゃいけない!って、いつも私は自分に言い聞かせています。
毎日を100%、120%で楽しもうっていうかんじです。
とは言え、そう思い始めたのは50歳を過ぎてからでした。
今にして思えば、20代のときに考えていれば別な人生が待っていたはずだとしみじみ感じてい、とても残念です。
ですから、20代のまっさかりであるあなたに、ぜひ、そういうことを考えてもらいたいとおもっています。
10年後、20年後のことをしっかりと考えてもらいたいです。
よく言われることですが、ひとは、思った通りにしか生きることはできません。逆に言えば、思えば思った通りに生きることができるわけです。
友達にそれをいうと、「ほんとうかよ」って言われますが、プロ野球選手になろうと思わないと、なれませんよね。なろうとおもってなれなかった人は沢山いますが、なりたいとおもわずになった選手はいません。
その話は極端かもしれませんが、10年後、20年後のあなたを思い浮かべるだけで、そうなろうと心の奥底でスイッチが入ります。
そうすると、自然に、毎日選ぶ選択肢が変わってきます。もちろん、転職先の会社だって変わってきます。
その結果、その転職が10年後には成功だったと思うはずです。
ですから、もう一度まとめると、転職を成功させるには、
- 過去を振り返る
- 今を振り返る
- 将来を考える
- 亡くなる前に何を感じたいか?
この順番で考えていきましょう。
その上で、転職を考えていきましょう。
とはいっても、いきなり転職をかんがえはじめてもなにをどうしていいのかわからなとおもいます。そこで、まずは転職エージェントに登録することです。行先が決まってないのに旅行代理店に申し込む人はいません。なにをたべようか考える前に中華料理屋さんに入る人はいません。
あなたの幸せな未来を考えてから、まずは転職エージェントに登録していきましょう。
転職エージェントのおすすめは、マイナビエージェント
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