山本電気という中小の町工場が4月12日の、『ガイアの夜明け』にスープメーカーで、出演します。
町工場とは言っても、山本電気は、福島県に本社と工場、東京に支店があり、世界18か国に向けて輸出をしています。山本電気のメイン事業はモーターの生産で、1934年創業して家電や自動車部品などに、幅広い用途のモーターを作り続けています。
『ガイアの夜明け』では”負けない仕組み”として、山本電気の自社ブランドの商品、クックマスター旬菜、フードプロセッサーや精米機などを紹介されますが、その価格を調べてみました。
YAMAMOTO
山本電気には、2種類の自社ブランドがあります。
「YAMAMOTO」と「MICHIBA KITCHEN PRODUCT」です。
まずは、YAMAMOTOの商品から紹介します。
家庭用精米機YE-RC17A
道場六三郎氏モデルよりさらに進化しています。
特徴は、
- 胚芽を残しつつ精米度の調整が可能
- うるち米を14種類のお米に
- 再精米モードで、古くなった白米の香り、味をよみがえらせる
道場さんの解説はコチラ。
フードプロセッサーYE-MM41
特徴は、
- 無段階スピード+断続運転で「力強く砕く」から「優しく練る」まで思いのまま!
- 低速800回転から高速3,000回転/分までを無段階調節可能
- 粗挽きからスープ、パンやパスタの生地をこねる事も。
- ステンレスボウルで熱、冷、液体、氷もOK!
- きざむ、おろす、こねる、泡立てる、くだく、する、まぜる、ひくの8つの仕事。
これは、ほんとうにお得ですね。家事の効率も断然アップしそうです。
クックマスター旬菜YE-CM17B
がっちりマンデーでも紹介されました。
特徴は、
- カットした食材を入れるだけで、おまかせ調理
- 自動で8つのモードが選べます。
- 80品目の豊富なレシピ本付き
- 撹拌用パドルが新しく付属し食材を優しく混ぜる
これからの時代に、必要なものですね。
MICHIBA KITCHEN PRODUCT
「MICHIBA KITCHEN PRODUCT」とは、話の鉄人の道場六三郎氏の監修の元で創られたシリーズです。
フードプロセッサーMB-MM56W
特徴は、
- 低速約800回転~高速3000回転/分のスピードダイヤル調節
- きざむ、おろす、こねる、泡立てる、くだく、する、まぜる、ひくの8つの仕事。
- 液体、粘性のある食材、固い食材(氷、冷凍果物、コーヒー豆、ハードチーズなど)にもOK
道場六三郎氏の解説はコチラ。
ブレンダーBL-22
特徴は、
- 専用のドリンクリッドを加え、作ってそのままフレッシュドリンクを味わえます
- 氷でも簡単
- 低速、高速の切り替えボタンで食材にあった部漣ディングができます。
道場六三郎氏の解説はこちら。
まとめます。
山本電気さんの「負けない仕組み」とは、自社ブランドの確立だと思います。
同じテレビ東京の4月7日の『カンブリア宮殿』でも取り上げられていました、『ファクトリエ』さんも、アパレル工場の再生をされていました。
『ファクトリエ』さんの関わっているアパレル業界も同じようです。
日本のアパレル工場は、世界のトップブランドからの下請けを受けるほどの技術力を持っているのですが、自社ブランドを持たないことで、景気や元請けのブランドの発注などによって、経営が左右されてしまうらしいです。
そこで、山田社長は工場との提携をする会社を立ち上げたのです。
作っても、納品先で受け取ってくれなければどうしようもないですからね。
今までの日本の工場の多くが、下請けをすることで安定した受注をもらって成長してきたんですが、これからの時代はその受注自体が不安定になってしまうと思います。
なので、山本電気さんのように自社ブランドを早くから開発してきた所しか残れないのではないでしょうか。
なぜ、自社ブランドの方が有利かと言うと、品質の問題だと思います。
消費者にとって、一番大事なのは価格ですが、次に大事なのは品質です。しかも、最近では偽装とか、壊れやすいとかの理由で、その考え方が逆転し始めています。
つまり、少しは高くてもトップブランドと同じくらいの品質の方がいいということで、消費者行動が変わってきているんです。
メイドインジャパンの方がモノがいいのは、全世界の人が知っていますからね。
そこに、ビジネスの種が転がっているのだと思います。
まだまだ遅くはないですから、多くの町工場の方たちも、こういった番組に刺激を受けてやってみてはいかがでしょうか。
もしくは、『ファクトリエ』さんのような会社と提携を組むとか、いろんなことができる時代ですので、情報を調べてみるのも一つの手だと思います。