7月27日の「カンブリア宮殿」に、実演販売で有名なコパ・コーポレーションの吉村泰輔社長が出演されます。つぎなるジャパネットたかたと呼ばれてる吉村泰輔社長の「売の極意」と経歴と商品の売り方をまとめました。
吉村泰輔社長の経歴
吉村泰輔社長は、
- 1968年生まれの48歳
- 新潟県新発田市出身
- 国学院大学文学部卒業
吉村泰輔社長は、大学を卒業されて、大阪に本社がある日本シール株式会社という会社に入社されました。日本シールは、産業資材のブラシ、車両の内装材、エチケットブラシの製造、販売を手掛ける会社です。掃除機の吸い込み口についてる緑色とかの固い毛のブラシをつくられています。
大学時代に実演販売のアルバイトをしていたことから、おなじように実演販売をされていたようです。そして、実演販売の甲子園とも言われる「アキハバラデパート」で、技術を磨かれたそうです。
その後、1995年に、吉村泰輔事務所を設立して。1998年に有限会社コパ・コーポレーションを設立されました。その頃は、実演販売しているひとも、個人事業主のような形で、仕事としてしっかり成立していなかったそうで、グレーな部分も多かったと話されています。その人たちを集めて、クリーンに商売していくことが出来れば、かならず売り上げは上がると考えられて設立されたと話されていました。
現在では、実演販売だけでなく、商品開発、卸売、人材派遣、販促映像などをつくられていて、創業20年で年商22億円です。多くの実演販売士のスターも育っていて、業界のリーディングカンパニーになられています。
吉村泰輔社長の売り方
吉村泰輔社長の売り方は、こちらの本に書かれています。
基本的には、「男はつらいよ」のフーテンの寅さんとか、バナナのたたき売りと同じです。デパートなどで歩いてる人を呼び止めて、実演をして、欲しがらせて買っていただくやり方です。
フーテンの寅さん、ガマの油売り、バナナのたたき売りは、啖呵売といって、巧みな話術で聞いている人たちをいい気分にさせて売る手法ですが、実演販売はそれを進化させて、商品を実際に使うところを見せながら、話術で売っていく方法です。
文書で書くと簡単で、商品さえよければ誰にでも出来そうですが、まず無理ではないでしょうか。営業されてれば判ると思いますが、いつも行ってる取引先でもそう簡単には買ってはくれません。それを、出会って5分、10分の人に、しかも買う気がない人に売ってしまうということですから、相当、口が達者でないと無理なんじゃないかと思ってしまいます。
ところが、この本を読むと、口が達者というよりも、人間の心理を読み取る方が大切なんだと気づかされます。話すことよりも、お客様を観察するということです。
なので、この本は、実演販売員のための本と言うことではなくて、営業や販売、接客業をされている人すべての人のための本になっています。つまり、如何に相手の心をつかんで、こちらのペースに引き込んで契約まで持っていくかという基本的なことが書かれています。
モノを売るという点から見ると実演販売でも、営業でも、店舗販売でも同じです。相手が買いたいと思わないと買いません。相手が値段以上の価値をその商品に感じてくれないと、買ってくれません。そういう意味で、相手の心を動かすための方法はとても大事になってきます。自分の言いたいことも言えなかったり、自分の言いたいことだけを言って終りというひとには、向いています。
ただ、読んだからと言って、すぐにできるということではありません。何回も練習しないと自分のものにはできないですし、効果もありません。
実は、吉村泰輔社長は、2009年に米国NLP協会認定プラクショナーコースを終了されています。それまでの10年以上つちかってきたお客様との心理的な駆け引きの経験を、理論的に整理されたんだと思います。そして、2012年にその理論を『売の極意』にて書かれています。
もしも、営業に悩まれているのでしたら、読まれてみることをお勧めします。
「売の極意」にかかれている、最も基本的な事だけ紹介します。それは、ミラーリングとペーシング、バックトラッキングです。多くの書物やサイトで紹介されていますが、簡単に説明すると、ミラーリングは相手と同じ行動をする、ペーシングは相手に寄り添う、バックトラッキングは相手の感情を反復することです。
吉村泰輔社長は、その3つの具体的な方法を、実演販売にそって説明されていますので分かりやすくなってるのではないかと思います。もちろん、それ以上の効果的なテクニックも数多く書かれています。よかったら、ご覧になってみてください。
まとめます。
7月27日の「カンブリア宮殿」に実演販売で有名なコパ・コーポレーションの吉村泰輔社長が出演されます。1日で6200万円売ったとか、年商22億円とか、一つの商品で10億円の売り上げをつくったとか、伝説的な人物です。
今では、実演販売員たちの育成もされていて、スターがどんどん生まれています。
わたしも見たことがあるのですが、実演されていると、本当にいいもの見えてきてしまいます。実際に買ったこともありますが、確かに良いものでした。コパ・コーポレーションで商品開発して売られている商品としては、
- パルスイクロス 薄手 イエロー
- スーパーストーンバリア 包丁 牛刀 180mm
- スーパーストーンバリア・フライパン26㎝
- 浴室用カビ取り洗浄剤 スパイダージェル
- 電解アルカリイオン水 超電水すいすい水 400mlスプレーボトル
- クッショブル ~レッド~
- ウロコファイナル(Final)
- エアコンクリーナーAG+ 2本セット
爪やスリの5セカンズシャインは、在庫がなくて入荷の予定のめどが立っていないと書かれていました。
最後に、2010年の吉村泰輔社長が実演販売されてる動画がユーチューブに載っていましたので、載せておきます。この中でもいろいろテクニックを使ってますので、ご覧になってみてください。見ているだけで買いたくなってしまうので、不思議です。
[arve url=”https://www.youtube.com/watch?v=7l7StpWCYxU” /]以上、「カンブリア宮殿」に出られる吉村泰輔社長の情報でした。
他にも、カンブリア宮殿に出られた方の情報があります。
企業・社長・人物
成功するための秘訣の一つにモデリングがあります。物まね、パクリ、守破離の守ともいわれますが、スポーツ、勉強、仕事、すべての場面で一番初めにすることが、成功した人と同じことをすることです。
野球ならキャッチボール、サッカーならパス、勉強なら九九、仕事なら研修、マニュアルは誰もが普通のことだと思うはずです。
ただ、お金儲け、起業、生き方などは、それぞれの人が自分で思った通りに勝手にやってます。それが、挫折したり、失敗する原因の一つです。
成功するための近道はモデリングです。そのために参考になるのは、「カンブリア宮殿」「プロフェッショナル」「ガイアの夜明け」「アナザースカイ」「世界一受けたい授業」などです。
そこで取り上げられるのは、成功した人たちばかりです。生の声がタダで聞けたり、挫折したこと、成功のコツなどがありのまま聞けますのでとても参考になります。
当サイトでは放送されたそれらの番組の気になったところを抜粋して記事にしています。気になったタイトルをクリックしてお読みください。
- ハイアール伊藤社長
- プリンセスプリンセス
- 田根剛(建築家)
- 星野リゾート星野社長
- 山本電気
- 小関隆一(デザイナー)
- 中畑文利(漆カンナ職人)
- 水上力(和菓子職人)
- 菅未里(文具ソムリエール)
- 森本千絵(アートディレクター)
- 佐々木圭一
- 播野勤 (タマノイ酢)
- ガイ・ウィンチ(心理学)
- 上坂克彦(静岡がんセンター)
- 堀一久(新江ノ島水族館)
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- ホリエモン
- 反田恭平(ピアニスト)
- スタイルブレッド
- 佐ノ山親方(元千代大海)
- AYA(トレーナー)
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- 群言堂(松場登美・大吉)
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