こんにちは、としです。
40代になると、どうしても仕事のモチベーションが上がらないときってありますよね。
多くの人は仕事がつまらないからとか、失敗したからと言った理由でモチベーションが下ってると思っています。
でも、それって実は逆なんです。誰もがカン違いしています。
つまらないからモチベーションが下がるのではなくて、モチベーションが下がるのでつまらなくなったり失敗してしまうんです。
さらに、その状態が蟻地獄のような負のスパイラルになってしまい、どんどんモチベーションが下がってしまうんです。
そこで、どうすればモチベーションを上げることができるのか、仕事への集中心が切れたりなどせずにたのしく仕事できるのかを解説していきます。
この記事でわかること
- 40代で仕事のモチベーションが下がる心理学的な背景。
- モチベーション低下の本質的な原因とその対処法。
- 新しい挑戦や脳を刺激する運動がモチベーション向上に効果的であること。
- 自分の人生と仕事に対する自主性を高める重要性。
仕事のモチベーション上げ方。下がる理由とは?
モチベーションが下がる理由と言われてるもの
まずは、モチベーションが下がってしまう理由を見ていきましょう。
モチベーションが下がる理由を、多くのサイトを見て探してみました。
- 仕事が失敗した。
- 仕事の評価が低かった。
- 上司や部下に文句を言われた。
- 給料が減らされたり、ボーナスが出なかった。
- 忙しいところに、さらに仕事を頼まれた。
- 働きすぎとか、健康を害している。
- 目標が達成できなかった。
- そのものに関心が薄れた
- 上司が無能だったり、パワハラやセクハラなどをされる。
- 将来が見通せない。
- 会社の方向性が、自分が思っているのと違う。
- 自信を無くした。
- 不得意だったり、面倒なことをやっている
- 部下や同僚が勝手に動く。
こんな感じのものが多かったです。
理由ではなくて結果にすぎない
でもよくよく見てみてください。これらは、モチベーションが下がった結果に過ぎません。
たとえば、「仕事が失敗した」という理由があげられていますが、仕事に失敗はつきものです。
失敗して失敗して、何度も失敗を続けてしまったら、やる気もなくなりますが、1回の失敗だけではそれほどやる気もなくならないはずです。
逆に、モチベーションややる気がないので、失敗すると考えたほうがとても自然な流れだと言えます。
では、なぜモチベーションがさがってしまうのでしょうか?その理由は何なのでしょうか?
心理学者が考える3つの理由
実は、多くの心理学者たちがモチベーションを下げる理由をいろいろと研究してきました。
そしてわかったことがあります。
実はモチベーションを下げるには3つの理由があって、それが原因で、上記のような状態になってるということでうす。
その3つの理由とは、
- 未来の視覚化
- 慣れや飽きる
- 脳の萎縮
になります。
未来の視覚化で行き詰まりを感じる
著名な心理学者のカール・G・ユングは、
人生を太陽の運行になぞらえて、40代を「人生の正午」と言っている。この時期に、それまで登り調子だった人生が暮れる方向へと変化し、考え方の転換を迫られることで、葛藤や迷いが生じやすくなるとのことだ。(引用:パーソル総合研究所)
心理学者のエドガー・H・シャインは、キャリアサイクルというモデルを考えています。
40歳前後は職業生活の先が見えることにより、無気力感に支配される時期(中期キャリア危機)であると捉えている。仕事を通じて、自分の価値観や能力をより明確に理解する時期で、再認識した価値観を重視するか、現状に留まるかの葛藤が生じやすい時期でもある(引用:キャリコンスタディ)
言葉は難しいですが、一致してる考え方は「キャリアの終わりが見えてくる」というポイントです。
入社が20代、定年が60代とすると、40代はちょうど半分です。
先が見えてきてしまったということです。
- あっ、何だもう終わりか
- あと20年頑張ってもな~
- なんか思ってたのと違うな~
という感じです。
というのも、20代で入社した時にバリバリだった先輩が定年になって、しょぼくれた姿で会社を去っていくのを目の当たりにしてるわけです。
無意識にでも、その悲しい姿に自分を重ねてしまうんですね。
そうなると、もう燃え上がる炎にいれるガソリンはなくなるんです。
慣れや飽きてしため、やる気が低下する
心理学では報酬系というものが知られています。
報酬系とは快感覚を与える神経、ドーパミン神経系とされていて、人間や動物に「快感」を感じさせる脳内システムです。
例えば、美味しいものを食べた時とか、誰かに褒められた時、何かを達成したときなどに、「嬉しい」とか「気持ちいい」と感じるものです。
その気持ちよさを何度も感じたいので、同じ事を繰り返すわけです。
依存症のようなものです。
ただし、依存症と違うのは、何度も頻繁に繰り返すことで飽きてしまうんです。
たとえば、毎日高級お寿司を食べたり、朝から晩まですべての人に褒められたり、やれば必ず成功していれば、何にも感じなくなりますよね。
やりたいともおもわなくなります。それが慣れや飽きるということです。
あなたは会社に入って20年くらいですよね。
入社したときのドキドキ感はすでにないでしょうし、やればこうなるとか、こうすれば成功するといったようなことはすでにわかってるはずです。
そういう状態が続くと、仕事に飽きてしまうわけです。その結果、モチベーションが下がります。
この状態は40代の人しかわからないはずです。
脳の萎縮でやる気が出ない
とても怖いことなのですが、人間の脳は40歳を過ぎると萎縮が始まるといわれています。
ある脳神経外科のHPには、
脳萎縮とは脳容積の減少を言います。脳萎縮の原因はさまざまで、正常でも加齢により萎縮します。個人差はありますが、40歳の頃から頭部MRIで脳に萎縮が認められる様になります。加齢以外の脳萎縮の原因の一つにアルコールがあります。他の萎縮の原因は脳の外傷、脳血管障害(脳梗塞、脳出血)、認知症(アルツハイマー型認知症、前頭側頭型認知症、レビー小体型認知症)などが主たるものとなります。(引用:八重洲クリニック)
と脳萎縮のことが説明されています。
「個人差はありますが、40歳の頃から・・」と書かれているのを見てびっくりしました。
このことは、国立長寿医療研究センターでも同じ所見が見られます。
日経WOMANのHPでは、
感情老化とは、脳の中の「前頭葉」という感情や意欲、創造性などをつかさどる部分が老化することをいいます。和田さんは長年、高齢者医療の現場で膨大な量の脳のCTやMRI検査画像を観察してきた結果、「加齢によって脳は萎縮するが、均等に萎縮するわけではなく、前頭葉が最も早く萎縮することが分かってきた」と言います。前頭葉の萎縮は、早い場合は40代から始まるのだそうです。
前頭葉が萎縮すると、怒りが収まらない、意欲が湧かない、柔軟性がなくなるといった「感情老化」の症状が多くなります。下のチェックリストで算出した感情年齢が実年齢を上回った人は、「感情老化が始まっていると自覚して」(和田さん)(引用:日経WOMAN ライフスタイル)
こちらでも40歳を過ぎると脳の萎縮がはじまり、
- 前頭葉からの萎縮が始まり
- 前頭葉が萎縮すると「感情老化」が起きる
と書かれています。
感情老化とは、「怒りが収まらない」「意欲が湧かない」「柔軟性がなくなる」など、感情の起伏が少なくなるということです。
この中の注目点が、「意欲が湧かない」というところです。言い換えればモチベーションが下がるということです。
つまり、脳の萎縮によって誰でもモチベーションは下がっていくということになります。
これはなにも心理学者や脳生理学者にいわれなくても、実感として誰もが持ってると思います。
20代のころは何をやるにしてもエネルギッシュで興奮に満ちていたはずです。
一番はっきりわかるのは異性関連ですよね。
ファースト・デート、ファースト手つなぎ、ファーストキス・・メチャクチャ盛り上がりましたよね。
それが、40歳にもなると義務みたいになっていませんか。それどころかレスになってるはずです。
はじめはどうにかして手をつなぎたかったのが、20年もたつと、どうにかして手をつなぎたくなくなる・・・っていうかんじ。
キスだって同じです。
はじめは触れるだけで心臓バクバクしましたが、今は近寄ってくるだけで、逆の意味で心臓バクバクです。
それが40代の脳なんです。
仕事の向き合い方が変わってくる
さらに、40代になると仕事への向き合い方が変わってきます。
そもそもですが、理由はよくわからないのですが、仕事をしたくなくなってしまうんですよね。
仕事をしたくない理由としては、
- マンネリ
- 体力が落ちてくる
- 夢や目標がない
- 心がつかれてる
- 給料が上がらない
- 現実的になる
- 会社の中心じゃないのがわかる
- 優秀な部下が入ってくる
- 昇進に希望が持てない
などです。
今のままの状態で定年まで行くと?
では、ここでちょっとだけ未来を考えてもらうことはできますか?
今のままで、これから10年、20年経ったらどうなってるのか?
ということです。
あなたが50歳、60歳になったら?ということです。
だれしも年を取りますし、年を取るに従って、いまよりも生産性は落ちるし体もいうことを聞かなくなってきます。
奥さんもお子さんも言うことをどんどん聞かなくなってくるし、それぞれやりたいことをやるようになるのは当たり前のことです。
そんなときに、あなただけが今のままで歳を重ねたら?
めちゃくちゃ怖くないですか?
いままで心の何処かで人生は楽しいものだと思っていたはずです。
それが、いつの間にか終りが見えてきて、できることとできないことがわかってきて、どんどん時間が少なくなってくるわけです。
わたしも40歳になったときに、そう感じてチョット精神的に落ち込みました。
ただ、「チョット待てよ」とおもったのも40歳でした。
今のままでいくと・・・というところに違和感を覚えたんです。
ということは、今のままじゃなければいいんじゃないのかな?とおもったっときに、眼の前がパーっと明るくなりました。
モチベーションが下がる理由が上の3つだとしたら、それぞれに対処していけばいいだけなんです。
それができるのは、40代の今しかないと言えます。
後半は、どうすればモチベーションを上げることができるのか、その方法を紹介します。
仕事のモチベーション上げ方。具体的なやり方を詳しく
一般的に言われてるやる気を出す方法
多くのサイトで、モチベーションを上げる方法が説明されています。
- 5分だけやる。
- 目標設定がマズイ。
- 怒りのパワーを転化させる。
- ゲーム感覚にする。
- 軽い運動をする。
- 感情を見つめてみる。
- 場所を変える
- 目標を変える
- とりあえずやってみる
- 掃除をする
- 大きな声を出す
- 仲間を変える
- 嫌だったらやらない
- アファメーションする
- ライバルを設定する
- 自分へのご褒美を買ってみる
- 自己啓発本を読んでみる
- ストレスの気持ちを紙に書いて、自分以外の人に責任転嫁する
たしかに、よく言われる方法でどれも間違いではないと思います。
ですがモチベーションが下がる理由から考えると、付け焼刃的な応急処置でしかないです。上手く行っても一瞬じゃないでしょうか。
モチベーションを上げるには、理由に対する正しい対処が必要になります。
上げるのに必要な3つのもの
モチベーションを下げる理由として紹介したのは、
- 未来の視覚化
- 慣れや飽きる
- 脳の萎縮
でした。
簡単にいうと、「先行きが見えてしまったし、今までの仕事に飽きてしまった」ということと、「脳の萎縮」が理由だということです。
このためにできることは、
- 新しいことにチャレンジ
- 脳を刺激する運動
- 自主性を取り戻す
この3つしか無いです。
新しいことにチャレンジ
心理学などを持ち出してしまいましたが、単純に考えればわかることです。
今までのことが飽きてしまったら、新しいことを初めればいいだけなんです。
新しいことを始めて今までにない刺激を求めればいいんです。
その新しいことで、未来も当然変わってきます。
新しいことというと、すぐに転職と思われるかもしれませんが、転職だけではないです。
今の会社にいながら新しいことを始めるには
- 新しい視点で今の仕事を見直す
- 社内で新しい仕事を作る
- 副業をはじめる
などがあります。
新しい視点で見直す
新しい視点で仕事を見直すとは、今までと同じ仕事をしながら、新しい目線で今の仕事を見直すということです。
新しい目線とは、
- 部下
- 同僚・上司
- 社長
- 配偶者
などからの視線です。
部下の視線からみた今のあなたはどうなんでしょうか?
最高の上司なら何もすることはないです。
そうでなければ、どうなったら最高の上司になれるのかを考えてみるのが、新しい視点です。
同僚や上司からはどうでしょう?
出世レース1位になっていますか?それとも、居ても居なくても良い人になってませんか?
どうせなら、困った時に助けに来るスーパーマンのような社員になってみたらどうでしょう。
社長からはどう見られてるのでしょう?
どういう役職者になってもらいたいと思われてるのか、後継者としてどうなのか、会社を経営していく力はあるのか?そんな視点で見てみることです。
配偶者からの視点でいうと、満足する給料をもらってきてるのか、休日や毎日の帰宅はどうなのか?
そんないろいろな視点で考えてみてください。
1つでもこんなふうになってみたい・・と思えたら、もうモチベーションはもどってくるはずです。
社内で新しい仕事を作る
社内で新しい仕事を作るとは、新しい事業を立ち上げられるかどうかを考えてみるということです。新しい販路でもいいですし、新商品でもいいです。
今までやってきたことを活かしながら、新しい何かを初めから作っていくということを考えてみましょう。
会社内や部内の改変でもいいですよね。人員をこのように配置したたらもっとうまくいくのでは?のような考え方で、今の会社を見てみると新しいひらめきが出てくるはずです。
副業を始める
副業を始めるとは、そのままです。
会社とは別に新しい仕事を始めるということです。
副業禁止の会社はたくさんありましたが、今は政府の主導もあって副業OKのところが増えてきています。
今のあなたのスキルを使った新しい事業とか、まったく違う事業、株式やFX、マンションなどの投資をやってみると、新しい目標がでてきたりしてかなり面白くなってきます。
そういった新しいことにチャレンジすることで、モチベーションは上がります。
脳を刺激する運動
仕事や心とはまったく別に、脳に直接刺激を与えることで、脳の萎縮を予防、防止することができると言われています。
国立長寿医療研究センターでは、「動くことは脳を鍛えること」として、ジョギングを進めています。
男性は、歩くことでかなり脳の萎縮を防止できます。
(引用:国立長寿医療研究センター)
5,736歩未満と10,407歩以上のグループを比べると、悪化のしやすさや3分の1になっていました。
認知症予防も含めて、男性は1日6,000歩以上歩くことを推奨されていました。
女性は歩く歩数ではなくて、運動や消化などを含めた総消費エネルギーが関係していました。
(引用:国立長寿医療研究センター)
総消費エネルギーとは、「運動(体を動かすこと)によるエネルギー消費量+基礎代謝量+食事によるカロリー消費量」のことです。
つまり女性は、歩数というよりも筋肉の量を維持すること、増やすことで脳の萎縮を防止できるということです。
そのためには肉や魚、大豆などの良質なたんぱく質を摂取することが推奨されていました。
これらのことから、モチベーションを下げないためには、
- 男性 1日6,000歩以上歩く
- 女性 良質なタンパク質を取る
ということが必要だと考えられます。
他人任せじゃなく自主性が大切
40代が仕事のモチベーションが下がる理由は、
- 未来の視覚化
- 慣れや飽きる
- 脳の萎縮
でした。これは、20代や30代のモチベーションが下がる理由とは違っています。
ほとんど40代という年齢のためのもので、誰にでも起きる仕方がないものです。
それに対する対処法は、
- 新しい視点で仕事を見直す
- 社内で新しい仕事を作る
- 副業みたいな新しい仕事を作る
- 運動
でした。
つまり、ジョギングしたり歩いたり、筋肉アップさせる運動をして、物理的に脳の萎縮を止めるとともに、新しいことにチャレンジして仕事に対するエネルギーを取り戻すことが大切です。
その上で、最も大切なことを1つだけお話します。
それは、自主性を持つということです。
あなたが社長でない限り、会社や仕事に対する責任感は100%ではないはずです。
心の底では失敗してもなんとかなるとか、上司から任された仕事だと思っているんですね。
つまり、自主性がないんです。自分の仕事だと、100%思っていないんです。
そのために、モチベーションが下がってしまってもどこか他人事なんです。
もしも、あなたが社長だったら、つまり100%自分の責任だったら、モチベーションが下がっている場合じゃないですよね。
何とかしようと思いますし、失敗しても成功するようにスキルを上げる努力を始めます。
これは、個人事業主の方や、起業している人にとったら、当たり前の事なんです。
モチベーションが下がってしまったら、同時に売り上げも落ちて、生活できなくなるわけですから。
よく考えててください。
たとえば、ソフトバンクの孫さんとか、ビル・ゲイツ氏、亡くなってしまったスティーブ・ジョブズ氏など。
そういった人たちのモチベーション、下がりますか?
一番初めに書いた多くのサイトで書かれてるモチベーションを下げる理由も、考え方が違います。
すべて他人のせいにしていて、自主性に欠けているわけです。
自主性が高かったら、違う考え方になります。
- 仕事の評価が低かった。 → スキルが足りない
- 上司や部下に文句を言われた。 → 気の配りが足りなかった
- 給料が減らされたり、ボーナスが出なかった。 → 売り上げが低かった
- 忙しいところに、さらに仕事を頼まれた。 → 処理スピードが遅いのでは?
- 働きすぎとか、健康を害している。 → 体を治すタイミング
- 目標が達成できなかった。 → スキルが足りない
- そのものに関心が薄れた → 自分の仕事と思っていない
- 上司が無能だったり、パワハラやセクハラ → チャンス
- 将来が見通せない。 → 方向性を変える
- 会社の方向性が、自分が思っているのと違う。 → 方向性を変える
- 自信を無くした。 → スキルがないことを自覚する
- 不得意だったり、面倒なことをやっている → スキルがないことを自覚する
- 部下や同僚が勝手に動く。 → マネジメントを勉強する
全てを自分事と思って考えれば、考えることが違ってきます。
人生も同じです。他人まかせの人生や、他人に依存していることで、不平不満は出ますし、楽しくないです。
人をやる気にさせる魔法の言葉は?
なので、もしもモチベーションが下がってると感じたら、
何のために、この仕事をやっているのか?
と、あなた自身に問いかけてみてください。
あなた自身がやりたいとおもって仕事をしてるのか、自主性はあるのか?それをもう一度確認してみましょう。
その答えによって、あなたの行動を変えればいいだけです。
たとえば、
- 人生を楽しくするため
- 人に感謝されるため
- 家族を幸せにするため
だったら、そのように働けばいいんです。自然にモチベーションは上がっていきます。
逆に、
- お金を稼ぐため
- 時間つぶし
- なんとなく
という理由だったら、モチベーションなんて上げなくてもいいですよね。
モチベーションのことなんて考えずに、今のまま、おなじように仕事をしていけばいいんです。
モチベーションを無理に上げなくてもいい
なので、いずれにせよ、どうにかしてモチベーションを上げようと思わなくてもいいです。
むしろ、変なことをしてモチベーションを無理に上げなくてもいいです。
何のために、この仕事をやっているのか?
このことだけを考えてみてください。
目的とか目標がしっかりと決まっていたらモチベーションは勝手に上がりますし、何もなければ、モチベーションを上げる必要はないんです。
世間一般とか、ネットからは、モチベーションを上げるべきとか上げないといけないという声が聞こえてきますが、無視しましょう。
それよりも大切なのは、あなたの人生です。
自分の人生を生きてない?
モチベーションが下がってしまって悩んでいる理由は、あなたが自分の人生を生ききれていないからです。
きついことを言うかもしれませんが、生かされているというか、ただ、何となく生きているって感じじゃないでしょうか。
全てを受け身でとらえているというかんじです。
そう言うと、「それでいいじゃん」「所詮、金だけだね」「会社は適当に」と答える人がいます。
あなたも、それなら、それでいいんです。
悩む必要はないです。
モチベーションが下がろうが、やる気がなかろうが、他人に迷惑さえかけなければいいんです。
でも、あなたは違いますよね。やりたいこと、幸せにしたい人がいるはずです。
だったら、今から、自分の人生を生きてみませんか?
これを読む前のことはもう終わってしまったから、良いです。忘れてください。
今から、全てを真正面から受け止めて生きていけばいいんです。
自分の想像している結果や未来と違うとくじけてしまいますよね。
自分のせいじゃない!あの人のせいだ!って・・・。その結果、モチベーションも下がります。
けれども、全ての責任が自分にあると考えている人にとっては、想像している結果と違っても平気です。その違った結果を、さらにどうしようかと考え始めるからです。
モチベーションが下がるどころか、「こりゃ、おもしれえ」と思って、もっと熱中します。
ですから、モチベーションが下がっていると感じた人は、向き合っているものに対して責任を持っていないし、どこか、他人事だと考えています。
いつまでも他人のせいにしていては、成長もないですし、成功することもできません。
あなたも、あなたの人生にぜひ自主性を持って生きてください。
そのためには、
- あなたは、何のために生きているのか?
- 残りの人生をどうやって生きて行くのか?
- 人生と言う時間を使って、どう楽しむのか?
一度、考えてみてください。考えるだけでいいんです。
100万円出しくれと言ってるわけではなくて、考えるだけで良いんです。
それって、タダでできるし、いつでもできます。まずは、考えてみてください。
自分の人生なので、自覚を持って自分で生きていきましょう。応援しています。
あなたの人生に少しでも参考にしてもらえたらうれしいです。
まとめ:仕事のモチベーション上げ方。40代からやる気を取り戻す3つの方法
この記事のポイントをまとめます。
- 40代で仕事のモチベーションが下がるのは自然な現象
- モチベーション低下の一般的な認識は誤りであることが多い
- 実際にはモチベーションが下がることで仕事がつまらなく感じる
- モチベーションが下がる本当の理由は心理学的背景にある
- 未来の視覚化、慣れや飽き、脳の萎縮がモチベーション低下の3つの理由
- 40代は人生の正午で方向転換が求められる時期
- 新しいことにチャレンジすることでモチベーションを回復できる
- 脳を刺激する運動は物理的にモチベーションを向上させる
- 男性は1日6,000歩以上歩くことが推奨される
- 女性は良質なタンパク質を摂取し筋肉量を維持することが大切
- 自分の仕事に対する自主性を高めることが重要
- 仕事の評価が低かったり文句を言われた場合は自己反省の機会と捉える
- 状況を改善するためには自分から行動を起こす必要がある
- 仕事に対する新しい視点を持つことで刺激を得られる
- 会社内で新しい仕事を作り出すこともモチベーション向上につながる
- 副業を始めることで新たな目標とやりがいを見つけることができる
- 自分の人生に責任を持ち自主的に行動することが大切