こんにちは、今までに3回転職してるとしです。
会社を辞めるときに、なんて言おうかな~?って考えていませんか?できれは、文句を言われずスムースにやめることができる理由ってないのかな?・・・
って、わたしもおもっていました。
多くのサイトを検索してみると、
- 嘘も方便
- ばれないウソをかんがえましょう
- ほとんどみんな嘘をついてるから大丈夫
と書かれてるのがほとんどした。
結論は、会社を辞める理由よりも伝え方が大事です。嘘をついてもすぐバレるから本音を言う事で、あなたの本気度が会社に伝わります。
会社を辞める理由は嘘が多い?それとも本音が多い?
転職エージェントの「エン転職」さんの関連サイトに、転職するときの建前と本音というアンケートが乗っていました。
(出典:エン・ジャパン)
本音の辞めた理由と建前の辞めた理由のグラフです。青色の棒グラフが会社に伝えた理由で、黄色の棒グラフが本音です。すべての項目で本音と建前が入れ替わっています。
会社を辞めるときについた理由のベスト3は、
- 結婚、家庭の事情 23%(2%)
- 体調を壊した 18%(2%)
- 仕事内容 14%(8%)
()の中身は、本当にそう思っていた人の割合です。
退社理由No.1の「結婚するので」「家庭の事情で」と言って辞める人たちの9割は、そう思っていないということです。
逆に、会社をやめる時の本当の理由は、
- 人間関係 25%(6%)
- 評価、人事制度 12%(4%)
- 社風や風土 11%(6%)
- 給与 11%(5%)
- 拘束時間(残業、休日出勤など) 11%(4%)
()の中は、その理由を会社にそのまま伝えた割合です。
つまり、会社をやめていく人の4人にひとりは人間関係が嫌で会社を辞めているんですが、その4分の1の人しか本当のことを言ってないということです。
本当のことを言って辞めていく人のほうが少ないといってもいいかもしれません。
これは、どこでアンケートをとっても同じような気がしますね。
なぜ嘘をついてまで会社をやめたいのか?
なぜ本音を言えなかったのかという質問もされています。
1位は断トツで「円満退社したかったから」で、34%でした。
逆を返せば、結婚や家庭の事情を言えば「仕方ないな~」と言われて簡単に辞めれるだろうと、多くの人は思ってる証拠です。
実際に、わたしが転職したきた会社でも、かならず「結婚するからやめる」「親の面倒を見ないと」「子供が病気」などと言ってやめていった人たちがいます。
その人たちからは、「嘘だけど、波風が立たないから、だまっててね」とよく言われました(笑)
まあ、その人たちを見ていても、やめる理由は人間関係だな~とはたから見てておもいましたし、部下から言われたときにも、あえて「建前だろ」とは突っ込まずに、社長たちに話を通してあげました。
この結果から見ても、ほとんどのひとは本心を隠して嘘の辞める理由をつくって会社に話をしてることが分かります。
でも、これって本当にいいのでしょうか?
嘘と本音の理由はどちらが良いのか?
わたしは、3回転職していますので、3回、「辞めたいです」と言ったことがあります。
その中で、1回目だけは噓を言って辞めました。
その嘘は、建前1位の家族の事情でした。親の介護をしないといけないと言ってしまったんです。
その結果、ある程度カンタンに辞めさせてくれたのですが、その時の上司の顔が今でも忘れられません。
支店長だったのですが、とても優しい支店長でよく飲みにつれていってもらったり、言葉をかけてくれたりもしていました。
コチラはウソをついてるのですが、相手方は、一生けんめい心配してくれたり、いろんな方法を考えてくれたりしてくれます。そうなると、やはり、相手に対して罪悪感が生まれます。
嘘をついて辞めた事は一生記憶として残ってしまいます。つまり、相手に対して引け目とか、マイナスの感情を持ったまま生活していかなくてはなりません。
大げさではなくて、本当に今でもわたしはその時のことをはっきりと覚えています。
その感情は、これからのあなたの人生の中で不必要な感情ですよね。できればそんなものを持ったまま生活していきたくないはずです。
さらに言えば、ウソをついたことがばれそうになったら、本当に苦しみます。
例えば、結婚をするといいながら、ウソだとわかったときとか、親の所に引っ越すと言いながらずっと同じ場所に住んでいるとかです。
もしも相手にそれが分かってしまったら、「あんのやろう、嘘つきやがった。あれだけ優しくしてやったのに、とんでもねえやつだ」とある程度わかっていても怒るはずです。
相手があなたのことを思う評価は最低です。そんなの嫌ですよね。
ですから、わたしはそのときのいやな感情を味わっていたので、2つめの会社で「辞めたいです」といおうとしたときには、もう二度と嘘をつくことはしないと決めました。
そのかわり、本音だけを話したことで、相手も良くわかってくれて認めてくれました。そのあとも、応援してくれています。
ですから、わたしとしては、会社を辞めるときには嘘の理由を言わないように!と多くの人に話しています。
本当に辞めたいと思ってると本心から伝えることが大切
とは言え、会社を辞める理由をどう伝えれば良いと思いますか?
おそらく、あなたも人間関係が嫌になってやめようと思われてるとおもいますが、どういえばいいのでしょうか?
答えは、やはりそのまま言ってしまった方が良いです。
- どうしてもあの人には付いていけない
- あの人から嫌がらせを受けてる
- このままだと病気になる
- いじめを受けている
などです。
きっと、あなたの上司は、初めは引きとめるはずです。上司自身の評価もありますし、仕事に支障がきたす場合があるからです。
相手の態度をどうにか変えるように話すとか、部署を変えるとか、いろいろな手段で引きとめるはずです。理由は関係ないです。
なぜなら、あなたの本当の気持ちが分からないからです。
あたりまえですが、あなたの気持ちが何をしても変わらないと言うことに気づいていないので、いろいろな提案をしてくるはずです。
もっと言えば、あなたのためではなくて上司である自分のためです。あなたが辞めた後にいろいろなことをしないといけません。それが面倒くさいので、今の状況を維持しようとしているだけです。
ですから、あなたが伝えることは、
「何やっても、気持ちは変わりません」
本気で辞めたいと思ってるということを相手の心に伝わるまで本心で話すことです。
もしも、会社としてはあなたのほうが大切だから相手を解雇すると言ってくれて、そのためにあなたの問題が解決できれば、その方がいいですよね。
ただ、相手が一人でなかったり、相手からも変なことを聞かされていた場合、なかなか難しいです。会社にダメージを負わせていない限り、解雇はできないからです。
本来、会社を辞めるときには、その理由を話す必要は法律的にありません。単純に契約なので、契約終了を告げれば終了です。
会社はあなたの仕事に対してお金を払うだけですし、あなたは労働力、時間を会社に提供してるだけです。
とはいえ、誰もが簡単にやめれたり、社員の言うことばかり聞いてると会社として成りたたないので、あなたを引き止めたり、長く話をするわけです。
なので、辞める理由は本音でいいです。というか本音を話すべきです。
本音で全力で相手にぶつかっていきましょう。それがあなたのためになります。
嘘をついてうまくいくと何事からも逃げる人生になる
嘘をついて会社を辞めるということは、嫌な会社や上司から逃げるということです。
嘘をついて相手から逃げてそれがうまく行ってしまうと、それが癖になります。
困ったことがあったら嘘をついてもいいから逃げよう!ってなります。そんなことをあなたの子供に教えられますか?
嫌なことがあったら忘れよう、気に入らないことはなかったことに・・なんてしてるとトラウマ担ってしまいます。
そうならないためにも、会社をやめるときには嘘をつかず、本当の理由を話して納得してもらいましょう。
会社をやめる時の具体的な伝え方
でもちょっと待ってください。単純に「あの人が嫌だからやめさせてください」と繰り返しても、なかなか解決しません。
真心を持って心の奥底から「あの人が嫌だから」と連呼しても無理です。
逆に、「そんな子供みたいなこと」と言われて終わりになるのが落ちです。
それでは困ってしまいます。上司にしたら「そんなこと子供みたいなこと」でも、あなたにとってはとても人生最大の問題だからです。
そこで、実際には、どうやって話せばスムーズにいくのか?ということをお話しします。
わたしのおすすめは、紙に書いて持っていくことです。
想像してみてください。
ある日、あなたが辞めるなんて全く思ってない上司の前にあなたが暗い顔をして立ちます。
「あの、お話が・・」
「なんだ?」
あなたはおもむろに退職願を出して、
「〇〇さんたちとはもう仕事できないので、辞めさせてください」
そう言われた上司はどう思うと思いますか?
ものすごい衝撃ですよね。考えもしなかった大ショックです。
その大ショックを受けてるときに、言葉で延々と話されても、上司の頭の中には何も残らないはずです。
かろうじて、あの人が嫌だとか、あの人といっしょにやってられない・・と言ってることだけはわかったって感じになるはずです。それでは、あなたがいくら本心でお願いしても通じません。
なので、あらかじめ何があったのか、どうなってるのかを紙に書いてそれを目の前に見せながら話をすることです。
もちろん、いきなり「辞めたいです」とは言わないほうが良いです。
- 最近、人間関係が悪くて
- あの人達にいじめられて
- 社内の空気が悪くて
など、困ってるんだけどもどうすればいいのか?を相談する形で話をすることです。
その話をするために、詳しいことを紙に書いておき、それを説明していくことをおすすめします。
具体的には
- どの人が問題か?
- どんなことをいわれたのか?
- どんなことをされたのか?
- 何をされてるのか?
- 毎日、どんな思いをしてるのか
- 体が不調、メンタルがボロボロ
- 自分が辞めない限り無理
など、細かいことを箇条書きなどにしておきましょう。対象が複数人いれば、すべて書くことです。
人間関係でない場合は、それぞれの問題点を書くことです。
- 評価、人事制度 12%(4%)
- 社風や風土 11%(6%)
- 給与 11%(5%)
- 拘束時間(残業、休日出勤など) 11%(4%)
例えば、評価や人事制度に関しては、
- 評価が低い
- あの部署に行きたい
- なぜ後輩が上司になるのか
など、客観的に具体的に書き連ねることかです。
社風や風土なら
- 今の社風には絶対に合わない
- 思っていた働き方が違う
- パワハラ系な社風は嫌だ
給与にしても残業、休日にしても同じことです。働く時間やお金が少なすぎるので、家庭崩壊をしたり生活が続かなくなることを客観的に数字をつかって書いておきましょう。
それをまとめることで、あなたの頭の中も整理されるはずです。
あなたの上司もそれを見ることで、あなたがどれだけ大変な環境にいるのかを視覚的に感じることができます。
「それが当たり前だよ」と言われたら、「だから無理です」と答えることができます。
さらに、その資料をつかってその上の上司や社長にも相談することができます。
もう一ついい点は、上司の目を見ないで話すことができると言うことです。
上司の対人関係のスキルはあなたのスキルより絶対上です。
面と向かって1対1で目を見ながら話されると、絶対に丸め込まれます。
例えば上司が中尾彬さんだったり梅沢富美男さんだったら、説得することはできますか?
どこの会社の上司でも、部下よりは対人関係のスキルは高いはずです。
でも、相手の目をあなたが書いてきた紙に吸い付けさせれば、あなたは相手の目を見ずに話すことができます。
上司の圧力から抜け出すことができるので、話を有利に進めることができて、本心を伝えることができます。
わたしは3回目にこの方法を使いました。10倍から100倍ほども効果が違ってきます。実感しました。
「辞めたい!」と思ってしまったら、どうしてもその気持ちが先走ってしまって論理的に相手に伝えることが難しくなってしまいます。
辞めることを決意したら、まずは、辞める本当の理由を紙に書いて上司に見せながら話をすることです。
そのときに嘘を書いてしまったら、あなたの人間性も低く見られてしまいます。ぜひ、本音を紙に書きまくって上司に見せましょう。
上司へは相談の気持ちと感謝を忘れずに!
最後に、「辞めます」というときのあなたの心の持ち方をお話しします。
それは、「相談」です。
「辞めます」と言いに行くときは、あたかも決戦に臨む武士のような感じになるひとが多いです。相手を打ち負かしてやろうとか、こっちの言い分を飲んでもらおう!とケンカ腰になっていませんか?
それでは巌流島の決闘のように、相手もケンカ腰になって切るか切られるかの勝負になります。
そうではなくて、形だけでなく、本当に「相談しに行く」という心で臨まれたらどうでしょうか。
まずは良い解決方法がないかを聞きに行くと言う態度で行くわけです。その結果、良い解決方法がないから退社にしましょうと結論がでてくるのが最良の話し合いです。
例えば、あなたが上司だったとして、部下から、
「あの人とはもうやっていけません。絶対にやめさせてください」
と言われたらどう思いますか?
「まじかよ」「面倒くさいな」「お互いで解決してくれ」とか、マイナスの感情が起きるはずです。だって、上司ですから他の仕事で忙しいはずで、そこに新たな問題は起きてほしくないからです。
ところが、あなたが部下から、
「あの人から嫌がらせを受けて胃潰瘍になりました。わたしとしては、このままだと精神的にも肉体的にもヤバイと思うのですが、課長はどう思われますか?」
「うちには妻と二人の子供がいて、毎月○○万円かかりますが、お給料はこれしかないので、わたしとしては転職するしか生きてけないと思いますが、課長はどう思いますか?」
などと、相談されたらどうでしょうか。「しらねーよ」とは思わないんじゃないでしょうか。
ひとは、頼られれば何とかしてあげたくなる生き物です。そして、色々なアドバイスに感謝の気持ちを表せば、あなたの望む方向に話を持っていってくれるはずです。
ぜひ、相談の気持ちと感謝の気持ち、両方持ちながら上司に「辞めます」と伝えみてください。すべては、あなたの幸せな未来のためです。がんばってください。応援しています。

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