洗口剤として有名なリステリン、モンダミン、コンクールFですが、がんになりやすいとか、血圧が高くなるとか、危険じゃないの?って言われていますので、リステリン、モンダミン、コンクールF、ジェルの成分を調べてみました。実際の成分を調べて、お医者さんたちのコメントも集めてみました。虫歯予防、歯周病予防にはどのマウスウォッシュがいいのでしょうか?
リステリンの成分
有効成分
- 1,8-シネオール
- チモール
- サリチル酸メチル
- ℓ-メントール
シオネールは、ユーカリにも精油として含まれていることが知られている成分で、 強い殺菌・防腐作用があります。チモールは、芳香性のにおいと刺激的な味を持つ殺菌剤で歯科治療でも広く用いられています。サリチル酸メチルは、清涼感のあるにおいがあり、医薬品の消炎鎮痛剤としても広く使用されています。メントールは、はっかのような香気と清涼感のある味を有し、着香料として広く食品に使われる他、防腐剤・消炎剤として広く使用されています。(出展:リステリン公式HP)
溶剤
- エタノール
有効成分を溶かすためのアルコールです。なので、リステリンでマウスウォッシュした後に、すぐにアルコールの検問に引っ掛かると、陽性反応が出て、酒気帯びの容疑がかかる場合があります。注意が必要です。
保存剤
- 安息香酸
製品の腐敗を防止します。
溶解補助剤
- ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール
水に溶けにくい成分を溶かします。
着色剤
- カラメル(オリジナル)
- 黄203、緑3(フレッシュミント・ナチュラルケア)
- 緑3(クールミント)
- 青1(ターターコントロール・トータルケア)
- 赤102(トータルケア)
ph調整剤
- 安息香酸ナトリウム
モンダミンの成分
有効成分
- セチルピリジニウム塩化物水和物(CPC)
- グリチルリチン酸ジカリウム(GK2)
- トラネキサム酸(TXA)
1行目のCPCは、
すぐれた殺菌作用を持つ成分で、「CPC」と表示されることもあります。トローチやうがい薬などに含まれると口の中やのどの粘膜で細菌の増殖を抑える働きをします。これにより、トローチやうがい薬、歯磨き剤など、のどや口の中の殺菌を目的とした医薬品に使われています。
口腔内殺菌トローチでは、のどや口の中の細菌の増殖を抑えてのどの炎症をやわらげ、痛みやイガイガするなどの不快感に効果をあらわします。また、殺菌作用により口臭を除く作用もあります。(出展:エスエス製薬)
2行目のGK2は、
カンゾウ(甘草)という生薬に含まれる成分のカリウム塩で、消炎作用があります。この作用により、一般用医薬品では、のどのはれや痛みを鎮める目的で口腔内殺菌トローチ、皮膚用薬などの外用薬に使用されます。また、鼻粘膜や胃粘膜の炎症を鎮める目的では鼻炎薬や胃腸薬などの内服薬に、目の炎症を鎮める目的では点眼薬などに幅広く使われている成分です。
(出展:エスエス製薬)
3行目のトラネキサム酸は、出血を止めるお薬です。赤みや腫れをひく作用もあります。3つ合わせると、細菌の増殖を抑え、晴れや痛みを鎮めて、出血を止める効果があるということです。
溶剤
- 水
- エタノール
有効成分を溶かすためのアルコールです。なので、リステリンと同じで、マウスウォッシュした後に、すぐにアルコールの検問に引っ掛かると、陽性反応が出て、酒気帯びの容疑がかかる場合があります。
保存剤
- ブチルパラベン
- フェノキシエタノール
- メチルパラベンなど
製品の腐敗を防止します。アイテムによって違います。
溶解補助剤
- PEG-60水添ヒマシ油
- POEセチルエーテル
水に溶けにくい成分を溶かします。アイテムによって違います。
着色剤
- 青色1号
- 黄色4号など
アイテムによって違います。
ph調整剤
- リン酸Na
- リン酸2Na
- 炭酸水素Na
- 水酸化Naなど
コンクールFの成分
有効成分
- グルコン酸クロルヘキシジン
- グリチルリチン酸アンモニウム
グルコン酸クロルヘキシジンは、歯周病菌に対して強い殺菌力を発揮します。また、その部分に残留して高い抗菌力を発揮します。ただ、イギリスの大学で、ショッキングな発表がありました。
マウスウォッシュによる人体への影響を研究したのは、英クイーン・メアリー大学のアムリタ・アールワリア教授だ。実験に使用されたのは、殺菌薬 “クロルヘキシジン” を0.2パーセント含むマウスウォッシュ「Corsodyl」である。
健康な被験者19人に、1日に2回 Corsodyl を使用してもらい血圧を測定した結果、1日で全員の血圧値が2~3.5 mmHg 上昇したことが明らかとなった。血圧値が2mmHg 上がるごとに、心臓発作で死亡するリスクは7パーセント高まり、脳卒中は10パーセントにもなるという。
血圧が上昇した理由として、クロルヘキシジンが、血管弛緩に不可欠な亜硝酸塩(あしょうさんえん)を作り出す口腔細菌も殺菌してしまうことが挙げられている。Corsodyl の使用により、口腔細菌が生産する亜硝酸塩の量が90パーセントも減少し、血中の亜硝酸塩濃度は25パーセント減少してしまうのである。
(出展:ロケットニュース24)
簡単に言えば、口の中にいた善玉菌もいなくなってしまって、血圧が上がってしまったって言うことです。これは、コンクールFだけに限らず、リステリン、モンダミンも同じだと思います。要は、口の中の善玉菌までいなくさせてはいけないってことです。もう一つのグリチルリン酸カリウムは、モンダミンと同じ物質だと思います。これにも、実は副作用がありますが、長期間使わないと出てこないと思います。
溶剤
- エタノール
リステリンと同様に、マウスウォッシュした後、酒気帯びの容疑がかかる場合があります。水に溶けにくい成分を溶かします。アイテムによって違います。
矯味剤(きょうみざい)
苦い薬に加えて飲みやすくするものです。加えられている成分は、
- 緑茶抽出液
- I-メントール
以上、3種類のマウスウォッシュの成分でした。
まとめます。
さて、3種類のマウスウォッシュの成分が判りましたが、どれがいいのでしょうか?
結論から言うと、どのマウスウォッシュも健康被害が出ていないので、もしくは、聞こえてこないので、使うんだったらどれでもいいのではないかと思います。好みと値段ですね。お好きなものを・・・というのは、こちらの歯医者さんたちのコメントを見てください、
「歯チャンネル88」
見てもらって分かるように、殆どの歯医者さんたちは、洗口剤は虫歯や歯周病の予防には効果がないと話されています。含まれている成分のために、血圧が上がってしまうなど、逆効果があると言われてる先生もいました。つまり、どの洗口剤を使っても、使わなくても効果はあまりないということです。それよりも、食後の歯磨きで、プラークを除去することが大事だと、どの先生も言われています。
これは、ちょっと想像していましたが、やはり、歯磨きは大事なんですね。簡単に済まそうと思っても、上手くは行かないような気がします。虫歯や歯周病予防には、歯磨き!よく覚えておいてくださいね。
以上、リステリン、モンダミン、コンクールFの成分についての記事でした。
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