国民生活センターから、水素入浴剤について、注意が呼びかけられました。
パック型の水素入浴剤をお湯に入れると高温になって、火傷をする危険性があるようです。
そこで、安全な水素入浴剤の選び方と、おススメの成分について、まとめてみました。
安全な水素水の選び方
安全な水素水の選び方は、簡単です。
含まれている成分を見れば、大丈夫です。
水素を出して、体に安全で、発熱をしない成分を使った、水素入浴剤を選べば、大丈夫なんです。
では、どういう成分が安全なのでしょうか?
それは、現在の危険な成分を調べればわかります。
危険な水素入浴剤の成分は?
今回、国民生活センターからでた中する文章に答えはあります。
7 歳の女児が、水素を発生するという、ケースにセットしたパック型の入浴剤を浴槽内の湯 に落としてしまい、慌てて手ですくい上げたところ、第Ⅱ度の熱傷(浅達性、手掌、手背、 手指の 1%)を負ったという事故情報が医療機関ネットワークに寄せられました。医療機関 からの情報を元に調べたところ、当該入浴剤は、その配合成分から、水と反応して発熱し、水 素を発生すると考えられるものでした。
(出展:国民生活センター)
簡単にすると、入浴剤をお風呂に入れて、すぐに子供が持ったら、火傷したという事です。
火傷した理由は、含まれている成分が水と反応して、発熱したからだと言ってます。
国民生活センターで調べた商品は、
- デトキシャンバス 水素スパセット(シーラン株式会社)
- 水素風呂(株式会社水素生活)
- 水素バス(株式会社水素生活)
- 水素バブルバス( 株式会社朋コーポレーション)
- 水素バス(ドリームマックス株式会社)
- ヴァルナ水素 バブルバス(株式会社ブライセス)
この6点を購入して調べています。
検査結果では、いずれもが、お湯の中に投入後、表面温度が90℃近くまで、上昇しています。
だいたい、10分くらいまでは、どの商品も60℃くらいまではあります。
その後、30分立つと再上昇とか、50分で再上昇するものもあります。
その間に、素手で触れてしまうと、火傷を負ってしまう訳です。
参考品として、2種類の水素化マグネシウムを使用した入浴剤も同様に検査をしていますが、どちらも、温度上昇は見られませんでした。
では、パック型の水素入浴剤に含まれている成分とは何でしょう?
上の商品の成分を見てみると、
- 水素スパセット アルミナ、トルマリン、炭酸 Na
- 水素風呂 硫酸Na、炭酸水素Na
- 水素バス アルミニウム、酸化カルシウム
- 水素バブルバス HPに内容記載なし
- 水素バス アルミニウム、酸化カルシウム
- バブルバス 販売停止
という感じです。
もう、お分かりかと思いますが、アルミニウム、炭酸水素ナトリウムと水との化学反応で、水素を出しているようです。
国民生活センターでは、酸化カルシウム(生石灰)も使われれていると言ってます。
ある機関の測定では、アルミニウムや炭酸水素ナトリウム、酸化カルシウムでは、効果があるほどの水素の発生はないと報告されています。
ですから、推測すると、ぶくぶく出ている泡は、少しだけ水素が混じった炭酸ですね。
水素の効能よりも、アルミニウムがお湯の中に溶け出すことによる、体への害の方が怖いです。
もしくは、石灰のなかの成分が体に付着するとか、マイナスしかないような気がします。
つまり、下の成分を含んでいる水素入浴剤は、効果もないですし、危険なので、私用を中止した方が良いと思います。
- アルミニウム、アルミナ
- 酸化カルシウム
- 硫酸ナトリウム
では、良い成分は何でしょう?
良い水素入浴剤の成分とは?
良い水素入浴剤の成分は、国民生活センターの報告書にもありましたが、
水素化マグネシウム
です。
水素化マグネシウムを使った入浴剤だけが、体に負担がなくて、水素を発生することができます。
日本医科大学の太田成男先生のサイトにも書かれています。
多くの入浴剤、飲料ドリンク、化粧品など、偽物が多いです。
偽物と本物を見分けるには、成分を見るのが一番です。
成分が載っていないものは、そもそも悪いものですから、相手にしない方が良いと思います。
その上で、いろいろ調べてみて、水素化マグネシウムが使われている入浴剤を調べてみました。
上の2つが、楽天で購入できます。
下の2つが、毎月のお届けコースがあるメーカーです。
今まで使ってきたけど、効果が感じられないとか、今まで効くかどうか迷っていたけど、って言う人には、一回試しで使ってみることをお勧めします。
もちろん、個人さもありますし、肌に合う合わないもありますので、一概には言えませんが、興味ある方は、HPをご覧になってみて下さい。
とりあえず、市販のもので、アルミニウム、酸化カルシウムなどが含まれるものは辞めておいた方が良いと思います。
まとめます。
ついに、国民生活センターから、水素入浴剤についての警告文が出ました。
いぜんから、危ないとか、効果がないとか、よく言われていましたが、これで、一つの結着が付いたのではないでしょうか。
水素入浴剤とうったっている製品の中で、
- アルミニウム、アルミナ
- 酸化カルシウム
- 硫酸ナトリウム
などで水素を作っているものは、危険です。
水素化マグネシウム
が含まれているかどうかで、危険なのかどうなのかを、判断してください。
これが入っていないものは、発熱する危険がありますので、気を付けてください。
市販品には、ほとんどないとはおもいますが、水素入浴剤を欲しい方は、水素化マグネシウムが入ったものを探すことをお勧めします。
ちなみに、太田成男先生が話されていたのですが、ペットボトルに入っている水素水には、ほとんど水素は含まれないそうです。
水素はとても小さいものですから、ペットボトルから、すぐに逃げて行ってしまうようです。
飲むのでしたら、アルミニウムの缶か、アルミパウチ(ウィダーインゼリーみたいなもの)を選んで飲んでください。
ペットボトルの水素水は、ただの水になってる可能性が高いです。
以上、安全な水素入浴剤の選び方でした。やけどなどをしないように気を付けてくださいね。
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