こんにちは。7回転職したゆきです。7回も退社してるので会社を辞めた後の手続きはベテランです(笑)
あなたの
- 会社を辞めよう!
- でもとても不安
- どうすればいいのかわからない
- 何かやり忘れて損をしたくない
っていう気持ちはとってもわかります。会社を退社するまえに、やるべきことをあらかじめしっておくと安心できますよね。
そこで、会社を退社した後の手続きを紹介します。会社を退職した後にしなければいけない手続きは、
- 健康保険
- 厚生年金
- ハローワーク
の3つです。会社を辞めてから2週間以内に手続きを終わらせる必要があります。退職に必要な手続きをまとめましたので参考にしてみてください。
退社する時の流れ
まずは、退社、おめでとうございます。まだでしたら、こちらの円満退社をする方法を見て計画してみましょう。
⇒ 会社の辞め方
退社する日が決まったら、次の流れで考えていきましょう。
- 仕事の整理、会社に書類を返す
- 会社から書類をもらう
- 年金、保険のチェンジ
- 確定申告
1. 仕事の整理、会社に返す書類は?
退社がきまったら、すぐに仕事の整理の計画を立てましょう。
そんなたいそうなことではなくていいんですが、退社日の1ヵ月くらい前には、もうなにもすることもなくただ日々の仕事をしていればいい!って感じにしましょう。
長く勤めていればいるほど、いろいろなものがありますので整理する量はたくさんになります。
気を付けてもらいたいことは、今働いている会社に、後くされが無いように身の回りを整理することです。
上に乗せた「会社の辞め方」にも書いたんですが、あなたの作成した書類、PCの中のデータなどは、上司に聞いて削除したり、所定の場所に保存するようにします。身の回りをキレイにすることですね。
そして、これからが本題ですが、会社に返さなければいけないものは、
- 年金手帳(会社によっては預からない)
- 健康保険証
- 会社の身分証明証
- 社章
- ケータイ、ピッチなどの連絡手段
- 制服、作業服
- 会社から借りている備品や事務用品、PCなど
- 車など
特に、年金手帳、健康保険証、会社の身分証明証は大事です。今のうちからどこかにあるのか確認することです。年金手帳は会社では預かっていない場合もあります。
このほかには、会社から借りているものがあればかならず返しましょう。
また、返すものはキレイにして返すのが礼儀です。車とか、机、ロッカーなどは、ごみやほこりが無いように掃除してから引き渡した方がいいですね。
わたしのばあい、1回目の転職では、書類がたりなくて2回ほど後から出向きました。それ以降、あとからいろいろいわれるのはいやだったので、掃除も書類も念入りにしました。
会社からもらう書類
会社からもらうべき書類は、
- 年金手帳
- 離職届
- 雇用保険被保険者証
- 退職証明書
- 健康保険被保険者資格喪失証明書
- 厚生年金基金加入員証
- 源泉徴収票
などがあります。
これ等の書類の保管状態は、会社によって違います。書類によっては、あなたが入社した時にコピーだけして返してくれているものがあります。
ですから、この項目をメモなどに書いて、1ヵ月くらい前に会社の事務方に見せてどうなってるのか確認をしておいた方が無難です。
退職する日に、「これは会社に入ったときに返してあります!」なんて言われたらたまったもんじゃありません。
誰でもはいるときには、やめるとは思ってないですし、たいせつなものほど、どこにしまったか忘れちゃうものですから。すでに返してあるというものは、家の中を探し始めましょう。
離職票は10日くらいたってからでないともらえません。郵送で送ってくれるところが多いです。源泉徴収票は、前年の12月の給料と一緒にもらえる所もありますので、確認しておいたほうがいいです。
もしも家の中を探してみて、どこかにいってしまっていたら、やめる前に会社に申告してどうにかしてもらいましょう。
年金、健康保険のチェンジ
転職する場合
他の会社に転職する場合、もらった書類をそのまま新しい会社に提出すれば大丈夫です。年金の切り替えなどはすべて会社がやってくれます。
ただし問題になるのは、保険証です。
実は、今までの会社の保険証は退職日と同時に使えなくなります。
その翌日から新しい会社に行けば、たとえ病気になったとしても新しい保険証がつかえますので大丈夫です。
ただし、保険証が即日交付されることはあまりないです。会社には入ってるけれども保険証が届いてないという場合があります。
そんなときは、まずは病院で全額を仕払って、後日保健証が発行されてから請求するというちょっと面倒くさいことになります。
では、退職してから新しい会社に入る前に、ちょっと旅行でも・・・と思ったらどうしましょうか?旅先でけがなんてしてしまったら、頭の中はパニックになると思います。
何もしていなければ、全部実費になります。
でも大丈夫です。会社を辞めても保険を適用できる方法が2種類あります。
社会保険(今までの健康保険)の任意継続か、国民保健です。
この2つは届ける公的機関と支払う金額が違ってきます。
任意継続は「全国健康保険協会」という場所です。書類をHPからダウンロードして、記入したものをあなたの住む場所の協会けんぽ支部に提出します。提出は退職翌日から20日までです。
国民保健は町役場とか市役所などの国民健康保険担当窓口です。当日発行されます。退社された翌日に役場などの期間に行ってすぐに申請すれば、その場で保健証がもらえますので安心です。
金額は人それぞれ違ってきますので、それぞれに問い合わせしてください。
次の就職先が決まってる場合、国民保健がお得になります。任意継続の場合、加入した時点で1か月分払わないといけないのですが、国民保健は末日に入ってる人だけ払うからです。
例えば、あなたが4月30日にやめて、5月1日に健康保険の手続きをして、5月15日に新しい会社に入ったとします。
- 任意継続 5月分の任意継続分と新しい会社の5月分の社会保険を両方はらう
- 国民保健 5月末日に保険に入ってないので払わず、新しい会社の5月分の社会保険だけをはらう
これは、翌月、翌々月でもおなじことになります。ダブルで払ってしまって戻されませんので注意しましょう。
わたしの場合は、3回ともなにもせずに旅行に言ってました。今から思うと何もなくてよかった~!って思います。あなたにご家族がいればなおさら、気をつけましょう。
転職したら、その会社の保険担当のかたに事情を説明すると、後はやってくれます。
あなたが起業する場合
あなたが転職せずに起業する場合は、年金、保険、ハローワークに行くことが必要になります。また、1年に1度、20万円以上の売上がある場合に確定申告しなければいけません。
年金について
会社にいる時は、厚生年金に加盟していました。退職と同時に、国民年金に加入する義務があります。その時に必要なものが、
- 年金手帳
- 離職票、退職証明書などの退職日の確認できる書類
- 印鑑
- 身分証明書(免許証、パスポートなど)
手続きの場所は、市区町村役所・役場の国民年金窓口です。
現在、国民年金の保険料は、16,590円です。(令和4年度)
納付書、口座振替、クレジット払いの支払い方法が選択できますし、早割とかの前納で、ちょっとだけお安くすることもできます。(1年で600円。)
手続きの期限は、退職した日から14日以内です。コツとしたら、2週間以内に離職票が届くと思うので、すべての書類を持って市役所、ハローワークなどを回ることをお勧めします。
健康保険は?
健康保険は、上記で説明したように、国民保健に入るか、今まで使ってきた社会保険の任意継続のどちらかを選ぶことができます。
どちらを選んでも、健康保険なので受ける事の出来るサービスは同じです。
なので、保険料が安い方を選んだ方がお得です。ただし、任意継続は、退職してから2年しか継続できません。その後は、国民保健になってしまいます。
大体の人は任意継続を選んだ方が、保険料が安く済みます。2年間は任意継続して、その後国民保険に移行する人が多いです。
両方のサイトを載せておきますので比べてみてください。こちらのサイトでおおよその保険料を計算できますので、あらかじめ計算しておきましょう。
ちなみに、どちらの保険料も各都道府県によって違ってきます。
もう一度、手続きのやり方を紹介します。
国民健康保険は、市区町村役場の国民健康保険の窓口で、
- 退職日が証明できるもの(健康保険被保険者資格喪失証明書や退職証明証など)
- 身分証明書
- 印鑑
を持っていって手続きします。退職した日から14日以内ですが、退職の翌日をおすすめします。
任意継続は協会けんぽの都道府県支部で手続きができます。健康保険任意継続被保険者資格取得申出書(協会けんぽのHPにあります)の提出が必要です。郵送でも構いませんが、退職した日から20日以内に手続きをします。ただし、厳しい条件があります。
- 社会保険の資格喪失日以前、継続2ヶ月以上の被保険者期間がある
- 資格喪失日から20日以内である
そして、資格喪失日(退職した日)から20日を過ぎてしまったり、保険料を1日でも払うことが出来なかったら、任意継続の資格を喪失します。これは強制的になってしまうので、注意が必要です。
また、保険証が届くまでの間、実費になります。普段より高い医療費がかかりますが、保険証が届いてから、かかった医療機関に行って差額を返してもらうことができます。
もしも、面倒くさいとか、お医者さんに掛かりそう~って思ったら、直接事務所に持っていって手続きをしてもらって、早く欲しい旨をつたえれば、半日くらいで発行してもらうことができます。
わたしは任意継続をしましたが、そうしてもらいました。
ハローワークは?
ハローワークには、最後に行った方がいいです。ハローワークに持っていくものは、
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 証明写真(縦3cm x 横2.5cm)
- 身分証明書(免許証、パスポートなど)
- 印鑑
- 通帳
これを持って、地元のハローワークに行きます。
受付で退職したことを告げると、丁寧に案内してくれるはずです。わたしの場合でしたら、いろいろ話を聞いた後に、受給資格者のしおりと「雇用保険説明会」の詳細をもらって終わりました。
「雇用保険説明会」は、別な日に開かれる説明会で、これからの失業保険の給付などについて教えてもらえます。
基本的に、ハローワークで手続きした日から7日間は失業保険をもらえません。待機期間といいます。
その後、自己都合の場合でしたら、3カ月間は失業保険がもらえない給付制限がつきます。会社都合の場合とか条件が合えば、翌日からもらえます。
そして、3か月の給付制限が終わった後から、あなたの勤続年数に応じて失業保険を得られるようになります。
自己都合の場合、90日(被保険者であった期間が10年未満)、120日(20年未満)、150日(20年以上)の3種類です。
給付期限が終わった初めの失業認定日に、ハローワークに行って失業認定を受けます。
その時に提出するのが、失業認定申告書です。これに記入して、雇用保険受給資格者証と一緒にハローワークに提出します。
これは、毎月1回あって、日程も決められています。
それとは別に、求職活動を1ヵ月に1回する必要があります。就職相談とか面接ですね。ですから、1ヵ月に2回はハローワークに行く必要があります。これにはウソはかけないですし、行かないと受給を止められてしまいます。
重要な書類ですのでしっかり保管することをお勧めします。万が一変なことをしたら、不正受給となって資格がなくなってしまいます。返納という場合もあるかもしれません。
最後は、源泉徴収票ですね。
源泉徴収票は確定申告で!
最後に残った源泉徴収票は、確定申告の時に使います。
これは、必ずやる必要があるので、大切に保管しておきましょう。
毎年2月16日~3月15日くらいの間ですね。
起業してそれほど売り上げが出ていないときでしたら、働いていた時に源泉徴収された税金が帰ってきます。国税庁のHPで確定申告書等作成コーナーというものがありますので、そこに数字を入れていくだけでできてしまいます。
これは、すごい楽ですのでやってみてください。e-TAXにする必要もないです。
HPの画面で入力してプリントアウトしたものを税務署に持っていけば、ポストのようなものに入れるだけです。
本当に楽にできてしまいますので、覚えておいてください。
ただ、その次の年からはちょっとたくさん入力しなくてはいけないかもしれません。
また、やよい会計青色申告を使えば楽に確定申告の書類ができてしまいます。こちらにわかりやすく説明しています。
⇒ 確定申告のやり方
そして、失業保険の給付期間が終了して、個人事業主として起業することを決意したら、開業届と青色申告承認申請書を税務署に出してください。出来たら、大安とか、一粒万倍日や天赦日を開業日にした方がいいです。ゲン担ぎで。
もらっておく書類のおさらい
では、もう一度、もらっておくべき書類を書いておきます。
- 年金手帳(会社によっては預からない)
- 離職届
- 雇用保険被保険者証
- 退職証明書
- 健康保険被保険者資格喪失証明書
- 厚生年金基金加入員証
- 源泉徴収票
以上が退社したときにもらった書類の使い方です。
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