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一度目の転職の経緯。「好き」ということだけで仕事を選ぶと失敗するかも?

こんにちは、三回転職して起業したとしです。

あなたは今、転職したいな~って思っていますよね。わたしも転職を3回もしたので、どうすればいいのか、どうやったらうまく転職できるかってネットで毎日調べたものです。

そこで、すこしでもあなたの参考になればとイイかな~と思って、わたしの転職の経験をお話ししていきます。

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大学卒業から就職へ

本屋さん

わたしは理数系が得意だったので、理系の大学に進みました。

4年生の就職時期になって、「さて、どうしようかな~」とのんきに構えていました。

専門の理系の分野に進むにはそれほどの成績もなかったことと、実家に帰らないといけないという理由から、理系以外の会社を考えていました。

まあ、その当時から適当な考えをしてたんですね。

そこで、浮かんだのが、出版社でした。昔から本が好きだったので、ある日突然「そうだ、本を作ろう」と思ってしまったんです。

ただ、都会ではなくて地方だったので出版会社などあまりなくて、聞いたことのない、今にも潰れそうなところが1件あっただけでした。(10年くらいしてから、本当につぶれてしまいました。)

それでも・・と調べてると、大手の出版会社の営業会社がわたしの生まれ育った県に営業所があることが分かりました。

仕事は訪問販売、営業成績によっては出版部門にも!

それを見た瞬間に、そこに決めてしまいました。

公務員にもなれたのですが、そっちをけって入社をしてしまいました。

ただ、わたしはそれほど人当たりも良いと言う訳ではなくて、どちらかというと人見知りの方に入っていました。

なので、周囲や親からは「やめたほうがいいんじゃない?」と。

ガンコだった私は、それを聞けば聞くほど意固地になっていきました。

そのために、おもちゃ屋さんでアルバイトして人になれるような努力もしました。

そうやって、本が好きだったという理由だけで、その会社でわたしの社会人生活が始まりました。

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5年間の働いて

いざ入ってみると、かなりきびしいというのがひしひしと伝わってきました。

朝礼にしても会議にしても、反省ばかりで今まで私が考えていたのとはまるっきり違った会社でした。

初日から、正直「やばい!」と思いましたが、その年に、出版部門に異動できたというひとがいたので、何とか頑張れば同じ道をたどれるな~っておもいこんで仕事をしていました。

ただ、今から思えば、その人はトップセールスマンで、とんでもない営業成績を残していたので、異動を受け入れられていて、とうていそんな風にはなれるわけはなかったんですね。

とはいっても、売れれば楽しいし、給料も歩合だったのでかなりもらったこともあります。

ボーナスよりも多かったりして、毎晩飲みに行っていたような気がします。

そのまま進めばよかったのですが、やはり、こころの中で違和感が出てきたようでした。

4年をすぎるあたりからあまり売れなくなってきてたんです。同時に、営業に行くのが嫌になってきて、さぼるのもおおくなってきました。

そして、5年目になって、2ヵ月基本給のときが続いて、その月も基本給になりそうだったときに、「辞めようかな~」ってふと思ったんです。

そう思ったら、それから1週間のあいだは、ほとんど営業せずにずっと考えていました。

その1週間は、地獄でしたね。何をやっても楽しくないし、たくさんお酒を飲んでなんとか寝ていました。

考えることは、「辞めたいな~」っていうことだけです。なにがしたいとか、辞めてからどうしようとか、親にはなんて言おうかな~とかいうことではなくて、ただ「辞めたいな~」っていうのが頭の中でぐるぐる回っていました。

そして1週間後の夜、だれもいない真っ暗なグランドのスタンドに座って、1時間くらいボーっとかんがえていたら、急に「辞めよう」って決心しました。

その日の夜の家に帰って、退職願を書きました。

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ついに退職を言いだす

次の日、会社に行って、お昼休みのときに所長室にいきました。

所長室に入る前はとてもドキドキして、やっぱり言うのをやめようかな~って思ってましたが、何とか勇気を出してノックしました。

わたしが入っていくと、いつもとおなじ笑顔でしたが、「あっ、来たな」っていう感じでむかえてくれました。

きっと、それまでの1週間の私の顔色がちがっていたのではないでしょうか。

そして、わたしが退職願を出しながら「辞めたいんですけど」と言うと、やはり笑顔で、「うん、そうか」と言ったことは今でも覚えています。

それからは、あまり深く話をしませんでそた。

これからの就職先が決まってるか?とか、どうするつもりだ?なんてことを聞かれた様な気がします。

所長室を出たときに、言ってしまったという気持ちと、すっきりした気持ちが両方ありました。

そのときの会社は、結構出入りが激しかったので、それほど話題にならずに辞めることができました。

もちろん、送別会なんてなくて仲間内で飲んだくらいでした。

それから1か月後、わたしは退社しました。

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新しい会社へ

退社した次の日のことは、今でもよく覚えています。

やはり、同じ時間に目が覚めたんです。時計を見て起き上がろうとした瞬間に、「そう言えばきのう辞めたんだ」とおもいだして、うれしくなりました。

その日はお昼までそのまま寝ながらTVや漫画を見ていました。やっと解放されたー!という気持ちで、うきうきして1日をすごしました。

それから何カ月かは、同じように何もせずにゲームとTVを見ながら、まるで引きこもりのような生活をしていました。

実は、親にも報告はしていなかったんです。

おそらく、それまでの張りつめていた心が張り裂けて、何もする気にもなれなかったのかもしれません。生まれて初めて、何もしなくていいという生活を続けていました。

ところが、ある日、親が知ることになって実家に戻ることになりました。

実家に戻ると寝てばかりはいられませんから、ハローワークに毎日通って職探しを始めました。

幸いなことに、2週間くらいで次の職場を見つけることができました。

バブルの頃だったので、今とは違ってかなり求人もおおかったんです。

それと、ハローワークに来てるひとたちを見てショックを受けたんです。

わたしはそのころはまだ30歳前後でしたが、40歳や50歳のおじさんたちが職を探しに毎日来てるのを見ると、怖くなってきたんです。

自分のことを棚に上げて、「こうはなりたくないな~」なんて勝手に思って、どこでも良いから早く就職しようと感じて、半分焦りながら職探しをしていました。

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1回目の転職で感じたこと

そんな感じで、ひとつめの会社から二つ目の会社への転職が終わりました。

今とは違ってネットもまだ復旧していませんし、終身雇用が当たり前のときでした。

会社を辞めると言うのは一大事件でしたし、だれもおしえてくれませんでした。流れに流されるままに生きていたような気がします。

いちばん初めになんの考えもなく「本が好きだ」というだけでカンタンに就職先を決めてしまったのが間違いだったような気がします。

わざと不得意な分野で自分を試そうと思ったのが間違いでした。

そのときに、もう少し自分のこと、未来のこと、家族のことなどを真剣に考えていれば、今の状況とはちょっと違っていたと感じています。

「辞めたいな~」とか「転職しようかな~」って思ってたら、まずは、「辞めよう!」って決心しましょう。

「どうしようかな~」って考えていても、絶対に結論は出ません。

答えがない質問を考えてるだけです。頭の中で、ぐるぐる考えが回ってるだけで、疲れてしまいます。

それよりも、「辞めることは決定!」っておもって、これから先のことを考えた方がよっぽど体のためにも、メンタル的にもいいことです。

「辞める!」って決めてしまえば思い悩むことはありません。

未来をどうしよう?と前向きなことを考えられます。

こちらに、どうやって前向きに考えていけばいいのか、そのやり方を紹介しています。読んでみてください。

⇒ 会社の辞め方

自分のことをしっかりみなおして、なにが向いてるとか、なにをしてるときに幸せだと感じられるかをもう一度ゆっくりと考えてみましょう。

辞めてから考えるのではなくて、給料をもらいながら考えることで、経済的にも余裕ができますので、おすすめです。

わたしの場合は、深くはかんがえていなかったのですが、営業には向いていないのに営業職に就いてしまったのが原因でした。

それをすこしでも感じていたんでしょうか、二つ目の会社は、営業ではなくて倉庫管理の仕事にしました。

その会社も約15年後には退社してしまうのですが、その話は次回にします。

続きはコチラ

➡➡2回目の転職

会社の辞め方と理由の言い方

人生の転機の前兆や前触れ

この記事を書いた人
とし

こんにちは、としです。
 
昭和36年生まれで、現在は62歳です。
 
何回も転職を繰り返し、4度目の会社の社長からのきつい言葉がきっかけで脱サラしました。
 
52歳のときでした。
 
脱サラしたときに、40歳からの10年間は何だったんだろう?としみじみ後悔しました。
 
40代のときに何をやるべきなのか、どういうことを考えていくべきか、その有無でその後の人生がだいぶ変わってきます。
 
その気付きから、こころ認定や終活ガイド、P検、安全運転能力検定などの資格を取りました。
 
現在は、ライフタイムアドバイザーとして日々努力を積んでいます。
 
40代は、人生の中でもいちばん楽しくてキラキラしています。
 
何を考えていけば良い結果が出るのか、わかりやすくお伝えしていきます。

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