こんにちは、3回転職して4回目に起業した米山です。
あなたは朝起きると毎回、
- 仕事がつらい
- 会社に行きたくない
- 会社を辞めたい
って、いちばん初めに頭に思い浮かんでいますよね。
その次に考えるのは、また朝がきてしまった、なんとか夜まで頑張ろう!って思ってるはずです。わたしも昔はそうでしたから、よくわかります。
なんとか今この時間を耐えれば、きっと楽しいことが起きて状況が変わるんじゃないかと私も思っていました。
でも、はっきりいえば、それは無理です。あなたが何かを変えなければ、今と同じような状況がずっと続くはずです。うつ病とか、ノイローゼなどの病気になってしまうかもしれません。
そうならないためにあなたがやるべきことは、行動することです。しかも、その行動には2通りしかありません。あなたが今の状況から抜け出て、しあわせになるためにしなくてはいけない2種類の行動を、わかりやすく説明していきます。
まずやるべきことは現状の認識
まずは準備が必要です。
あなたが今いる暗いトンネルから抜け出そうとして何かをやっても、うまくいくかもしれませんし、ダメかもしれません。
たとえれば、東京ディズニーランドに行こうと思って、いきなり歩き出しても、近所に住んでない限り無理だと言うことと同じです。
東京ディズニーランドに行くには、まずはチケットを予約して、交通手段を確保して、もっていく荷物を用意して・・・などの準備が必要なんです。
そして、その準備を始める前には、何が足りないかをしっかりと見極めることが必要なはずです。
東京ディズニーランドに行く場合には、無意識に何が足りないのかを考えてるはずです。チケットがないとか、どうやって行こうとか、寒いから着る物をもっていこうとか、暑いから着替えをどうしようとかです。
つまり、A地点からB地点に行こうとしたときに、何が必要なのかを確認することがいちばんはじめにやることです。
今のあなたにとって、A地点は「仕事がつらい毎日」です。B地点は「楽しくて幸せな毎日」です。
A地点からB地点に行くために必要なものが、「現状の認識」になります。
現状の認識とは?
現状の認識とは、カンタンに言えば、何がつらいのかをあなた自身に問いかけることです。
つらい仕事といってもいろいろあるはずですし、人によって全然違ってきます。いろいろなサイトで見てみると、
- 医者
- 看護師
- 営業
- テレビ局AD
- 飲食店店長
- システムエンジニア
- 長距離運転手
などがつらいと書かれてることが多かったです。
ですが、同じ医者をされてるかたでも、つらいと感じてるひともいれば楽しくて幸せだと感じてるひともいるはずです。ひとによってなにがつらいのか、何が幸せだと感じるのかはまったくちがってきます。
ですから、あなたにとって、今の仕事や生活の中で何がつらいのかをはっきりさせることが大切です。つらいことがたくさんあるはずですから、それが何なのかをはっきりさせましょう。
簡単に言えば、毎日の出来事が100個あって、そのなかの95個がつらければ毎日つらいと感じるでしょうし、95個がたのしければ5個くらいのつらいことは消し飛んでしまいそうです。
それが現状の認識という意味です。
現状の認識をする方法
現状の認識をするには、紙とペンを用意して、
- いやなこと
- つらいこと
などをすべて書きだすことです。どんな細かいことでも良いです。雨が降ったら嫌になるとかでも良いです。とにかく、頭の中が空っぽになるまで、いやなことやつらいことを書きだしましょう。
できれば、半日くらいかけて思い出してください。
すべて書きだせたら、頭から眺めてみましょう。そして、あなたが書きだしたことがすべてなくなったら?と想像してみてください。きっと心の中のおもりが取れる感じがするはずです。
つまり、いろいろ書かれた紙がA地点です。B地点はそれがすべてなくなった時です。
A地点からB地点に行くための方法や必要なものははっきりとはまだ分からないはずですが、ゴールは見えてきたはずです。
現状を認識することで、あなたが幸せだと感じるゴールを見つけることができました。
幸せのゴールに行くためにすることは
まずは嫌なことをナンバリング
ゴールを見つけたら、次にやることはそこに行くための方法を見つけることです。
そのためにやることは、あなたが今書いたつらいこと、いやなことをもう一度見返して、優先順位をつけることです。
やりかたはどうでも良いですが、一番嫌なことから最下位の嫌なことまでナンバリングするんです。
たとえば、
- 会社の人間関係
- 仕事の内容
- 毎日の通勤
- 飲み会・・・
っていう感じです。
飲み会はある程度我慢できるけど、毎日の通勤がつらい、それよりもつらいのは仕事の内容で、いちばん嫌なのは会社の人間関係っていう感じで順位をつけましょう。
つまり、一番になったのは、いちばん耐えられないものです。
いちばん嫌なことから対処していきましょう
ナンバリングした後にやることは、一番嫌なことをどうすれば解決できるかを考えることです。
そのうえであなたがやるべきことは2種類しかありません。
それをやるかやらないかです。3番目とか5番目にいやなことは、多少我慢しても耐えられます。それよりもいやなことがあるからです。
上の例で行けば、毎日の通勤は我慢できるはずです。もっといやなことが二つもあるからです。ですから、いちばん嫌なことは、続けるかやめるしか結論はありません。
耐えられなければ今すぐやめましょう
カンタンなのは、やめることです。やめてしまえば問題は根本からなくなりますのですぐに解決できます。
会社でも仕事でも、続けなければいけないということはありませんから、どうしても耐えられなければやめることです。
それを決めるのはあなたになります。どうしても無理だったら、やめればいいんです。辞めなければ解決はできないはずです。
ただ、それほどでもない、やめるまでもないんじゃないかな~って思う問題かもしれません。
やめるまでもないと思ったら見てるポイントを変えましょう
もう耐えきれない・・・ってほどではないときには、あなたが見てるポイントを変えましょう。
人間関係で悩んでいたら、なるべくその人たちに近づかない努力をすればいいんです。無理に合わそうと思わずに、そういうひとだと思ったり、無視していれば自然と離れていくはずです。
相手が上司だったら、さらに上の上司に相談したり、異動を願い出たりしてなるべく距離を置くように考えることです。
仕事の内容でも、おそらくあなたは一方向からしか見えてないはずです。違う方向からみることで、少しは変わってくるはずです。
たとえば、何かを売ってるのでしたら、売られる方から考えてみたり、事務をしていたらその事務仕事の先に誰がいるのかを想像しながらはたらいてみるなどです。
モデリングという手法もあります。もしもあの人だったらどうするのか?って考えることです。イチロー選手だったらどうするのか、孫社長だったらどうやって今やってる仕事をするのだろうかと想像してみてください。それだけで、少し視点が変わってくるんじゃないでしょうか。
つらい仕事を乗り越えるにはやるかやらないか
つらい仕事を乗り越えるための方法を説明してきましたが、お分かりになってもらえたでしょうか。
基本的には、そのつらい仕事をやるかやらないかの2通りの答えしかないということです。
その仕事をやることに耐えきれなかったらやめれば良いですし、なんとかやれそうだったら続ければイイだけです。
そのための方法は、
- いちばん嫌なことは何かを見極める
- やれるかやれないかを判断
- やれなければやめる
- やれれば、見方を変えて続ける
ということしかありません。
辞めることはとても簡単でスゴイ効果がありますが、やめた後のことやその後の人生などをしっかり考えてから辞める決断をしましょう。
辞める前に考えることはこちらにまとめていますので、参考にしてみてください。
辞めないという決断をしたら、その仕事に関する見方を変えていけば、あなたのこころへのダメージは少なくなっていくはずです。
たとえば、人間関係で悩んでいるときに、なんであの人はあんなことを平気で言えるのだろうか?と思って顔をよく観察してみるとか、何を考えてるのかを想像してみるなどです。
もちろん、そのひとを無視すれば大丈夫ですし、やり方は沢山あります。
とにかく、あなたにとっていちばん嫌なことをなくす方向に考えていくことで、すこしずつあなたのこころへの負担が減っていくはずです。
まずは、何が嫌なのかを書き出してみましょう。そのうえで、いちばん嫌なことを抜き出してどうすれば解決するかを考えていくことです。
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