庭の雑草に悩まされていませんか?
- 毎年草取りが大変
- 除草剤と草刈りの順番は?
- 樹木に影響でないのは?
というかんじで、多くの方が悩まれています。
そこで、庭の雑草対策に、草むしりや草刈りを楽にする方法をまとめました。雑草対策に一番いいのは、除草剤や芝生などのグランドカバーを使って雑草を生えなくさせる方法です。
雑草対策の方法は2種類
雑草対策には、2種類あります。それは、雑草以外に何があるかによって対策の方法が変わってきます。
- 雑草以外はない
- 樹木や花などがある
1の「雑草以外はない」は、庭の通り道とか駐車場などの雑草を失くしてしまいたい場合です。
2の「樹木や花などがある」のは、庭に植えてある樹木の下の雑草を取りたい場合です。
この2つの場合で、やることが変わってきます。
※ この記事では、通路や駐車場など、畑とは関係ない場所について見ていきます。ちなみに、畑などの雑草を取る方法は、除草剤などを使わず、根っこだけを残して切ることです。
雑草以外何もない場合の除草方法
雑草以外に樹木や花などが何もない場所の除草方法です。駐車場とか、家の周りに何も植えていない場合です。
まだ雑草が何もない新築の場合
新築の場合は、雑草が出てくる前に、粒状の除草剤をまくことです。
粒剤の除草剤をまくタイミングは、
- 新築してすぐ
- 2月
- お盆
になります。2月とお盆の年2回にまいていけば、ずっと雑草は生えないはずです。
万が一生えてきたら、手間ですが一本ずつ根っこまで引き抜きましょう。
粒状の除草剤とは、土壌表面処理剤と言われるもので、成分がいったん土壌に移行した後に雑草の根から吸収されるタイプのものです。
土壌自体が雑草の発生を抑えることになりますので、長期間の持続効果があります。
ただし、効果が強く土壌も変えてしまうので、使用についてはよく考える必要があります。
とくに、将来、家庭菜園をしようと思ってるような場所にはまかないことです。
市販されてる除草剤と言っても毒を薄めただけですので、まいた土壌で作物を作って、できたものを食べるのは避けた方がいいからです。
粒剤除草剤のおすすめはこちら。
注意点は、
- 6ヶ月間効果が持続
- 有効成分:カルブチレート(非ホルモン型吸収移行性の尿素系除草剤)
- 1平米当たりの使用量:5~20g
- 1年間総使用回数:2回
などです。容器に書かれてる使用方法を守ってお試しください。
すでに雑草が生い茂ってる場合
すでに雑草が出ていてる場合は、まずは生えている雑草を抜かないと行けません。手で抜くにはちょっと大変な場合は、液体状の除草剤を巻きましょう。
おすすめはフマキラーの除草王ザッソージエースです。
これは、今話題のビッグモーターで使われたのではないか?と言われてる除草剤です。
うちでもつかっていますが、1週間ほどで枯れますのでとても楽です。
この除草王ザッソージエースは、茎葉処理剤と言われるタイプのもので、葉や茎から吸収されてその植物を枯らすものです。
フマキラーの公式サイトでも、庭木の根本にも使えるから、家まわりにピッタリと書かれています。
(引用:フマキラー公式サイト)
注意点は、
- 有効成分:グリホサートカリウム塩
- 1平米当たりの使用量:20~50ml(雑草の種類による)
- 1年間総使用回数:3回
などです。容器に書かれてる使用方法を守ってお試しください。
後述する庭の通り道にも、これなら使うことができます。
すでに生えている雑草を抜いた後に、粒剤の除草剤をまくことで、雑草が生えてこない駐車場や家周りの景観を手に入れることができます。
樹木や花などがある場合の除草方法
樹木や花などがある庭などでは、むやみに除草剤は使わないほうが無難です。
フマキラーの除草王ザッソージエースは、前述したように、樹木に直接かけなければ影響はないとされています。
なので、いちばんちいさなサイズのものを買ってきて、試して見ることをおすすめします。
また、庭の通路とか、家と庭の間の通路なども、いちいち手で抜いてると大変ですので、枯れてもそれほど惜しくはない場所で、1mくらい試してみることをおすすめします。
まく量は、上述してるように1平米当たりの使用量が20~50mlです。ザッソージエースはジョロのように液体が出てきますので、サーッとかける感じでまくのがコツです。
1週間ほどすると、雑草が枯れてきます。
その際に、周りの樹木に影響が出なければ、残りの通路にも同じくらいの量をまくようにすれば、除草完了です。
花や樹木のある庭には、粒状の除草剤は厳禁です。
粒剤は根から吸収されますので、樹木や花にも影響が出て来やすいです。液体状の除草剤をまくようにしましょう。
フマキラーの除草王ザッソージエースは、
●庭木の根元に散布できます!
薬剤は土壌に落ちるとすみやかに吸着・不活性化され、土壌微生物によって分解されるので、庭木の根元に生えた雑草にも使えます。(引用:フマキラー公式サイト)
除草剤の種類
除草剤には、色々な種類があります。
まずは、
- 農耕地用(登録除草剤)
- 非農耕地用(登録除草剤)
- 無登録除草剤
の区別です。
登録除草剤とは、農林水産省が定める農薬取締法に基づく登録を受けている除草剤のことです。(農林水産省登録番号:第○○○○号)
農地用除草剤(登録除草剤)は、畑や田んぼ、果樹園など食用の農作物がある場所で使えるものです。
非農耕地用(登録除草剤)は、その他植物の栽培・管理目的に使用できるものです。公園や庭園などで使われます。
無登録除草剤とは、農林水産省が定める農薬取締法に基づく登録を受けていない除草剤のことです。まわりに植物が何もない駐車場などで使えます。
さらに、
- 選択性除草剤
- 非選択性除草剤
の2種類に分けられます。
作物には安全で、雑草だけを枯らすことが出来るものが選択性除草剤で、作物も同時にからしてしまうものが非選択性除草剤です。
選択性除草剤としては、稲とか芝生に対して大丈夫な除草剤があります。
庭をきれいに見せるやり方
雑草を退治したら、そのままにしておくのもいいですが、手間ひまをかけて庭をきれいに見せる方法もあります。
方法としては、
- グリーンカバー
- 砂利
- 防草シート
- 水で固まる土
などです。一つずつ見ていきます。
グリーンカバー
グリーンカバーとは、雑草ではなくて、見た目にきれいな草を植えることです。良く使われる草としては、
- ヒメイワダレソウ
- クラピア(イワダレソウ)
- リシマキア・ヌンムラリア
- クロバツメクサ(ブラッククローバー)
- タマリュウ
- リュウノヒゲ
- サギゴケ
- ワイヤープランツ
- グレコマ
- メカルドニア
- ペニーロイヤルミント
- 芝(TM9)
などです。
やはり芝が見た目にもいいような気がします。これらの草は、他の草が育ちにくいといわれています。しかし、多少は生えてきますので、見つけたたびに雑草は抜いてく必要があります。
砂利
ホームセンターなどで売ってる防犯防草の砂利を敷いておくと、一石二鳥ですが、かなりお金がかかってしまいます。
上記のものは楽天市場で、25kgで1,480円(税込、運賃別)です。庭一面にと考えると、ン万円は覚悟しないといけません。
しかも、ある程度は雑草が生えてきますし、落ち葉などがあれば、手入れが余計大変になります。砂利を敷き詰めるときには、防草シートと組み合わせると効果が高いです。
防草シート
これもホームセンターなどで売ってるもので、黒いシートで、あらかじめしいておくことで、日光を遮って雑草を生えにくくするものです。
使うには、このまま敷くだけでもイイのですが、防草シートを敷いた後、砂利などを敷き詰めて行きます。
透水性、遮光性が高いものを選ぶことが大事です。最近ではエコ素材ものが出てきてます。5年もすると、土中で分解してしまうものです。その場合は、効果がなくなったらふたたび施工する必要があります。
上記のものは、1mx50mで、7,821円(税込、送料別) になります。
もっとおしゃれにするには、人工芝です。
1mx10mで、芝丈が20mmなので、結構いい感じの通路になりそうです。人工芝なので枯れることもなく、なおかつ遮光もしてくれるので雑草が生えてくることはなくなります。
水で固まる土
水で固まる土と言うものもあります。茶色のコンクリートと考えてもらえればいいです。
使い方は、雑草を抜いて、地面を平らにならして固めた後、5cmくらいの厚さで固まる土を敷いていきます。表面をほうきやコテなどで水平にして、その上から細かい霧で水をまいていきます。
見た目的には、土のような感じなので良さそうですが、素人が施工するにはかなり難しいです。表面のならし方や、水のまき方もチョット間違うと失敗してしまいます。
金額的には、一番かかります。
いろいろなメーカーから出ていますが、施工面性はだいたいおなじです。
「1平方メートルあたり約5袋を目安」
となっていますので、上記のアイリスオーヤマのものでしたら、1平方メートルあたり1,268円x5+送料で、1万円くらいはかかってしまいそうです。
あなたのお住まいのお近くにあるHCにも売ってますので、いちど売り場に行ってご覧になってみてください。大体は外売り場に陳列されています。
除草剤と草刈りの順番。草刈りした後に除草王で!
基本の庭の雑草対策は、
- 草刈り、草むしり、草取り
- 除草王
- 出てきたものを取る
- もしくは何かを敷く
という流れです。
とりあえず、今生えている雑草をどうにかしましょう。
そのためには、手でやるのもいいですが、除草王ザッソージエースを使うことをおすすめします。
花や樹木がある場合には、いっぺんにやるのではなくて、1m四方くらいで試してみることです。
樹木の方になんの影響もなければ、庭の通路や雑草を取りたい場所に除草王ザッソージエースをまくことです。
そのあとは、出てくる雑草を抜いていくことです。
とはいえ、枯れた雑草をそのままにしておくというのも見た目が悪いです。
雑草を枯らすだけでは、きれいな庭にはならないわけです。
なので、おすすめは、ある程度雑草を手で抜いてから、除草王ザッソージエースをまくことです。
そうすることで、きれいな通路になりますし、樹木の近くの地面もキレイになります。
つまり雑草を抜くことは避けて通れないことなので、からしてから抜くか、青いまま抜くかの違いということです。
どうせ手間ひまをかけるのでしたら、ある程度大きな雑草を抜いてから、除草王ザッソージエースをまいて小さな雑草を枯らすのが、一番効率的です。
除草王ザッソージエースをまいた後に、出てきた青い雑草と枯れた小さな雑草を根気よく抜いていくことで、一番キレイな庭になります。
その上で、通り路には人工芝や小石をひいたり、固める土で通路を作れば見違えるようになるはずです。
しかも、この作業は1回やれば、後はメンテナンスだけです。
雑草の背丈がめちゃくちゃ伸びて同仕様も無くなる前に、一度計画して、これからどうしていくかを考えてみることをおすすめします。
以上、庭の雑草対策、草むしりや草刈りを楽にする方法でした。
他にも、面白い記事があります。
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