庭の雑草に悩まされていませんか?庭の雑草対策に、草むしりや草刈りを楽にする方法をまとめました。雑草対策に一番いいのは、除草剤や芝生などのグランドカバーを使って雑草を生えなくさせる方法です。
雑草対策の方法
雑草対策には、2種類あります。それは、雑草以外に何があるかによって対策の方法が変わってきます。
- 雑草以外はない
- 樹木や花などがある
つまり、雑草だけが生えている庭で、とにかく雑草を失くしてしまいたい場合と、言ってみれば畑みたいな感覚で、きれいな花も植えてあれば、樹木もあるので、過激なことはできずに雑草だけをどうにか失くしていきたいという場合です。
1の、雑草だけが生えてる場合は、除草剤をまけば大丈夫ですが、除草剤の巻き方にも少しコツが必要です。コンクリートや防草シートを使わなくても、少ないお金で雑草を半永久的に退治できます。
2の場合は、植えている花や樹木を枯らさないように、しかも庭をきれいに見せる必要があるので、少し手間になりますし、お金も少し多くかかってしまいます。こちらは、いろいろな方法がありますので、お宅にあった方法を選んでみてください。
除草剤の使い方
まずは、基本的な除草剤の使い方です。
除草剤と言っても、大きく分けて、粒剤と液体があります。雑草が何もないときは粒剤で良いですが、これから雑草を退治してから雑草を生えなくさせるためには、液体と粒状のどちらも必要になります。
雑草ナシの場合
新築などで、雑草が無い場合は、粒状の除草剤をまいておけば大丈夫です。使い方は、それぞれの除草剤にかかれている使い方を参照にしてもらえればいいです。基本的には、2月、GW、お盆に使えば大丈夫です。2月というのは、雑草の種が発芽するときで、イチバン大事なタイミングで。まずそこをブロックして、次にGWとお盆にも、発芽を阻止すれば、手間ひまいらずで雑草は出てきません。気になるのでしたら、10~11月頃に軽く蒔いておけば大丈夫です。2月と言っても沖縄などの気温が高くなる地域は早めに、まだ氷点下のような場合は、遅めでかまいません。
雑草アリの場合
雑草がある場合、特に夏の間の雑草の勢いは強いですので、ある程度、草取りをします。雨の日の次とか、あらかじめ水をまいておいて、草をある程度抜いてしまいましょう。草取りをした後に、液体の除草剤を雑草が生えていた場所や、取り残した雑草にていねいに散布します。2週間ほどたって確認して、雑草が出てこなかったり、元からあったものが黄色く枯れていたら、今度は粒状をまきます。使った除草剤の説明書に書かれてる有効期間内に、続けてまいていけば大丈夫です。
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おおざっぱですが、粒状は種に効いて、液状は葉に効くというイメージです。
こちらも、2月、GW、お盆にまくのがコツです。特に、2月は必ずまいてみてください。ただ、雑草が元からあった場所なので、100%と言うことはムリだと思います。気が付いたら、少しずつ草を抜くことがキレに保っていくコツだと思います。
ただ、粒状のものは、液体とは違って、土壌にある程度蓄積されますので、1年後に、やっぱり植物を植えようとしても、無理かもしれません。駐車場などの絶対に植物を植えない場所にやる方法です。
庭をきれいに見せるやり方
樹木や花がある場合にも、まずは雑草を退治してからです。まずは、同じようにカンタンに草取りをします。全部は取りきれないので、液体の除草剤を使います。ラウンドアップなども、樹木にはあまり影響を与えないといわれていますので、説明書を読んで、お宅の庭にあったモノを購入してください。
芝生などの場合は、雑草だけを退治してくれる選択性の除草剤があります。ホームセンターなどにもあると思いますが、一つ紹介しておきます。
ラウンドアップの様なものを、雑草に直接塗るというこやり方もあります。特にスギナは強いので、このやり方が効果があります。まずビニールの手袋をして、次に軍手をはめて軍手にラウンドアップを染み込ませます。そしてスギナに塗っていくだけです。
こういったものを使って、まずは雑草を退治してから、次にどうしていくかを考えて行きます。2,3か月おきに液体の除草剤を使って、出てきたものを順次退治していくこともできます。芝生の場合は、粒状のものもあって、それをまいておけば、芝生は大丈夫ですが、雑草ははえてこないようです。
粒状の除草剤は、根っこから入って枯らしますので、樹木がある場合は注意が必要です。残留もしますので、その場所に、花を植えたり、芝生などをやろうと考えるときには、不向きです。
ある程度、雑草を失くしたら、次の段階に移ります。方法としては、
- グリーンカバー
- 砂利
- 防草シート
- 水で固まる土
などです。一つずつ見て行きます。
グリーンカバー
グリーンカバーとは、雑草ではなくて、見た目にきれいな草を植えることです。良く使われる草としては、
- ヒメイワダレソウ
- クラピア(イワダレソウ)
- リシマキア・ヌンムラリア
- クロバツメクサ(ブラッククローバー)
- タマリュウ
- リュウノヒゲ
- サギゴケ
- ワイヤープランツ
- グレコマ
- メカルドニア
- ペニーロイヤルミント
- 芝(TM9)
などです。やはり芝が見た目にもいいような気がします。これらの草は、他の草が育ちにくいといわれています。しかし、多少は生えてきますので、見つけたたびに雑草は抜いてく必要があります。
砂利
ホームセンターなどで売ってる防犯防草の砂利を敷いておくと、一石二鳥ですが、かなりお金がかかってしまいます。庭一面にと考えると、ン万円は覚悟しないといけません。しかも、ある程度は雑草が生えてきますし、落ち葉などがあれば、手入れが余計大変になります。砂利を敷き詰めるときには、防草シートと組み合わせると効果が高いです。
防草シート
これもホームセンターなどで売ってるもので、黒いシートで、あらかじめしいておくことで、日光を遮って雑草を生えにくくするものです。
使うには、防草シートを敷いた後、砂利などを敷き詰めて行きます。透水性、遮光性が高いものを選ぶことが大事です。最近ではエコ素材ものが出てきてます。5年もすると、土中で分解してしまうものです。その場合は、効果がなくなったらふたたび施工する必要があります。
こちらも金額的には結構行きます。
水で固まる土
水で固まる土と言うものもあります。茶色のコンクリートと考えてもらえればいいです。
使い方は、雑草を抜いて、地面を平らにならして固めた後、5cmくらいの厚さで固まる土を敷いていきます。表面をほうきやコテなどで水平にして、その上から細かい霧で水をまいていきます。
見た目的には、土のような感じなので良さそうですが、素人が施工するにはかなり難しいです。表面のならし方や、水のまき方もチョット間違うと失敗してしまいます。
金額的には、一番かかります。
まとめます。
庭の雑草対策には、根気が必要です。なんにしろ、雑草対策には、草むしりや草刈りは避けては通れません。なるべく草むしりや草刈りを楽にしてく事がたいせつです。そのためには、雑草をあまり生えてこないようにしておくことです。
樹木や花などがない様な駐車場とか家の周りには、粒状の除草剤をまいておけば1年を通してそれほど草むしりに頭を抱えないですみます。
樹木や花があったり、これから鑑賞用の植物を植えていこうと考えてらっしゃるなら、慎重に考えて対策をたてていかれることをおすすめします。一番のおすすめは、グリーンプランツで、芝生などをちょっとずつ植えて行かれることです。雑草の手間が少なくなる分、芝生の手入れが必要になってきますが、見た目にも良いのでお勧めです。
樹木の周りを杭などで仕切って、普段歩くところを防草シートと砂利の組み合わせできれいな庭にすることもできます。この場合は、工事業者に頼まないとなかなか難しいかもしれませんし、DIYでおこなうにしても、かなり金額がかかってしまいます。
いずれにせよ、今生えてる雑草を、まず抜いたり、除草剤を使って退治することが第一歩です。まずは、雑草を退治してから、どうしていくかを考えてみてください。
以上、庭の雑草対策、草むしりや草刈りを楽にする方法でした。
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