こんにちは、としです。
あなたは今、
- 二度と落ち込みたくない
- 落ち込まないようになりたい
- 落ち込まない人はすごい
なんて、思ってるはずです。落ち込んだり凹んだりすると、気分が暗くなって、何をやっても楽しくないからです。
わたしもそんな経験がたくさんありますが、失敗して怒られた後には誰もが落ち込みます。そんな気分になるのは誰もが嫌です。
でも、実はそんな気分にならない人、つまり全く落ち込まない人は、成功しないんです。逆にいえば、落ち込むことで人は成功したり幸せを掴むことができるんです。
全く落ち込まない人は成功しないことの理由と、正しい落ち込み方を解説していきます。
この記事でわかること
- 全く落ち込まない人の心理的特徴や行動パターンについて理解できる
- 落ち込まないことが自己成長や共感力の発展を妨げる理由を学べる
- 落ち込むことの重要性と、それを乗り越えるための具体的な方法を知る
- 仕事でのミスへの対処法と、落ち込みをプラスに転じる心理的アプローチを習得できる
- 全く落ち込まない人は成功しない!その理由を詳しく解説
- 全く落ち込まない人は成功しない:立ち直り方が大切
- すぐ落ち込む人の特徴:自己否定するのが得意
- 落ち込みやすい人の悪い部分:引きずり
- 落ち込みやすい人は感謝が足りない
- 「いちいち落ち込まない」は間違ってる:いちいち落ち込むべき
- 「すぐ落ち込む人はめんどくさい」と言われないために
- 落ち込むことが成功への近道
- 落ち込んだ後の立ち直り方が大切
- 落ち込んだ後の立ち直り方のプロセスと具体的な実践方法
- まずは感情を切り離す
- 怒られたりうまく行かなかった行動は何?
- 行動を改善して書いておく
- 落ち込まないと考えるのではなくてどうやって立ち直るかをまず考える
- 落ち込んでもすぐに立ち直れるたった1つの言葉:すべてに感謝する
- まとめ:全く落ち込まない人は成功しない!大切なのは落ち込んだ後の心理や行動
全く落ち込まない人は成功しない!その理由を詳しく解説
落ち込まない人の特徴
落ち込まない人の特徴について、詳しく解説します。
落ち込まない人は、非常に自信があります。自分の能力や決断に対する確信が強く、どんな状況でもブレません。失敗しても、それをすぐにポジティブな方向に解釈し、前進し続ける力を持っています。
あなたの周りにも、いつもポジティブで落ち込むことがない人がいるかもしれませんね。
このような人はストレス耐性が高いです。困難な状況に直面しても、冷静さを保ち、感情に流されることなく行動できます。これは、特にプレッシャーのある環境で大きな強みになります。
さらに、落ち込まない人は、一般的に楽観的な思考傾向があります。彼らは常に「なんとかなるさ」と考え、どんな状況も最終的には良い結果につながると信じています。
とはいえ、感情をあまり表に出しません。特に部下とか上司には何事もないようなかおをしています。
落ち込まない人は自分の弱さや不安を隠し、常に強い姿を見せようとしてるからです。このことは、実は内面的な葛藤やストレスを抱えやすい原因なんです。
これらの特徴は、落ち込まない人がどのように世界を見ているかを反映しています。
落ち込まないことの弊害:自己成長を妨げる
上記のような特徴を見てみると、一見、良さそうに見えますよね。
あなただけでなくあなた以外の多くの人も、「ポジティブで落ち込まないほうがいい」と思っているんじゃないでしょうか。
ネットでもTVでも「ポジティブの方がいい」「ポジティブに生きよう」など、ポジティブ信者のごとく声高に叫んでいます。
あなたも落ち込まないことを良いことだと捉えているとすれば、ちょっと待ってください。
このような生き方には、自己成長を妨げるという意外な弊害が隠れているんです。
どういうことかというと、落ち込まないことで、失敗や困難から学ぶ重要な機会を見逃してしまう可能性があるんです。
実は、人は誰でも失敗を通じて、弱点を認識し、それを改善することで成長します。しかし、常にポジティブな人は、そのような失敗を認目ないことで、学びの機会を逃してるんです。
例えば、あなたが仕事でミスを犯したとしましょう。落ち込まない性質の人は、このミスを深く反省することなく、すぐに忘れがちです。
「ま、いっか」「つぎはがんばろう」「こういうときもあるさ」など、あなたの半分もミスを重要視していないんです。
この人の仕事を想像してみてください。おなじような仕事がきたときに、おなじように取り組むことで、同じ過ちを繰り返す可能性は高いですよね。
逆に、「一生の不覚だ」「もう絶対しない」「恥だ」とめちゃめちゃ後悔すれば、二度と同じことは繰り返さないはずです。
成長するためには、ミスから得られる教訓を深く理解し、次に活かすことが不可欠です。自己反省のプロセスを省略することで、結果として自己成長のチャンスを失ってしまうのです。
落ち込まない人は他人の感情に気づけない?
落ち込まない人は、他人の感情にも気づきにくいという点があります。
一見、ポジティブな性質は魅力的に映りますが、他人の悩みや感情に対して鈍感になりがちなのが一つの問題です。他人が悲しんでいる時や苦しんでいる時、その感情を深く理解し、共感することが難しいのです。
たとえば、あなたの同僚が仕事のプレッシャーで苦しんでいる場合、常にポジティブな人は「大丈夫、何とかなるさ!」と励ますかもしれません。
しかし、これは相手の感情を十分に理解していません。
相手には、もっと共感的なアプローチや、具体的なサポートが必要かもしれません。そもそも何も話しかけられたくなかったり、ただ共感してもらいたかったのかもしれません。
たとえば、甲子園で負けて泣いてる高3の選手たちに、「やればできる」「だいじょうぶ」「がんばれ」とは、普通に考えて声をかけれませんよね。見守ったり、抱きしめたりすればいいんです。
ポジティブな態度が時には他人の感情を無視してるんです。
このように、落ち込まない性質は一見魅力的ですが、自己成長を妨げたり、他人の感情を見過ごしたりするリスクをはらんでいます。
バランスの取れた感情の管理が、人間関係や自己成長において重要であることを覚えておきましょう。
落ち込まない生き方って楽しいの?
今までのあなたは、いつもポジティブで、落ち込むことがないような生き方を目指していたのかもしれません。
でも、その生き方が本当に楽しいのか、一緒に考えてみましょう。
常にポジティブでいることは、確かにストレスを感じにくいかもしれません。
しかし、これには落とし穴があります。人生には悲しいことやつらいことも多いのです。これらの感情を完全に避けると、人生の多くの色彩を見逃してしまうことになります。
たとえば、高校生が甲子園の予選大会で負けてしまった時、「大丈夫、来年はなんとかなる」とポジティブに考えるのと、「ちきしょう!何がダメだったんだろう」と落ち込むのでは、どちらがレベルアップできるでしょうか?
悲しい映画を見たときも、「これ、映画だから」とポジティブに見る人と、どっぷりハマって号泣する人、どちらがしあわせでしょうか。
常にポジティブに生きようとすると、こうした感動を深く味わうことが難しいです。おなじように、人生の困難を乗り越えたときの達成感や喜びも、同じように味わうことができません。
つまり、常にポジティブな生き方は、人生の深い喜びや感動を味わうチャンスを失うことにもつながるのです。
仕事でミスしても平気な人は周りからどう見られるのか?
仕事でミスしても落ち込まない人は、周りからどのように見られるのでしょうか。
一般的には、仕事でミスをしても平気な人は、時に周りから「責任感がない」「真剣に仕事をしていない」と思われることがあります。
特に、そのミスが他の人に影響を与える場合、その態度は信頼を失う原因にもなります。
例えば、あなたがチームリーダーで、大切なプロジェクトでミスをしたとしましょう。
その時に、あなたが「まあ、いいか」と軽く流してしまえば、チームメンバーはあなたの態度に不安を感じるかもしれません。
彼らは、あなたがそのミスから何も学ばず、同じ過ちを繰り返すのではないかと心配するでしょう。
また、あなたが自分のミスを真剣に受け止めていないと感じたら、チームの士気も下がります。
だからこそ、ミスしたときは真摯に反省し、改善策を考えることが大切なのです。
落ち込まないことが常に良いとは限りません。感情のバランスを取りながら、周囲との信頼関係を大切にすることが重要です。
ミスして落ち込まないと、成功できるわけがない
あなたは、ミスをしても全く落ち込まないという姿勢が、成功への道だと思っているかもしれませんね。
でも、実はそれは大きな誤解です。ミスは成功への重要な一歩となります。
なぜかというと、ミスをすることで、私たちは何が間違っていたのか、どうすれば改善できるのかを学ぶ機会を得るからです。
もし、あなたがミスをしても全く気にしないようなら、その貴重な学びの機会を逃してしまうことになります。
たとえば、あなたが仕事で大きなミスをしてしまったとき、それをただの「失敗」として片付けてしまえば、次に同じ状況が訪れたときにまた同じ過ちを繰り返す可能性があります。
しかし、そのミスを真剣に受け止め、深く反省して改善策を考えることで、次はもっとうまくいくはずです。
それはジグゾーパズルのようなものです。一つ一つを完成形にして当てはめていくことで、全体的に成功の図になるわけです。
ひとつひとつがちょっとずつずれていれば、完成形にはいつまでたってもなれません。
成功するためには、ミスから学び、成長することがとても大切なんです。
ミスで落ち込まないためのマインドセットは間違ってる
ミスをしたときに、全く落ち込まないようなマインドセットを持ちたいと思ってる人がいます。
マインドセットとは、考える指針のようなもので、
- 前向きに考える
- 失敗のフィードバックをしない
- 失敗は悪いことではない
- 落ち込む必要ない
などといったものです。
これは、一見正しく見えるかもしれませんが、実は大きな誤りです。
ミスをしても全く落ち込まないことは、自分の行動や結果に対する深い思考や反省が欠けていることを意味しています。このような姿勢は、長期的に見ると成長の妨げになります。
なので、ミスしても落ち込まないようにするには?と考えるよりも先に、どうしたらミスをしないようにできるのか?を考えるべきです。
落ち込んでも良いんです。その後の対処が大切です。
新入社員とは違って、40代ともなるとミスをして落ち込みたくないという気持ちもよくわかりますが、常に前向きに、ミスを真正面から捉えていくことが、あなたにもあなたの部下にもとても大切なことになります。
たとえば、あなたが仕事でのミスをただ「しょうがない」と流してしまうと、そのミスから何も学ばず、また同じミスを繰り返す可能性が高くなります。
これでは、自分自身のスキルや能力を伸ばすことは難しいでしょう。ミスしたときは、その原因をじっくり考え、どうすれば次はうまくいくかを深く考えることが重要です。
このプロセスを通じて、あなたはより成熟したプロフェッショナルに成長することができるのです。
落ち込みから学ぶことのほうがとても大切な教訓になる
あなたはきっと、失敗や落ち込みをただのネガティブな出来事として捉えがちかもしれません。
でも、実は、そうした落ち込みの中に、とても大切な教訓が隠れています。人生で避けられない失敗や落ち込みは、私たちに大きな学びを与えてくれます。
だって、失敗を一切したことがない人なんて、いません。だれでも毎日、1つくらいは失敗をしています。
毎日1つ失敗してるってことは、毎日1つずつ賢くなってるってことなんです。
たとえば、あなたが仕事で大きなミスをしてしまったとき、その経験から何を学べるかを考えることが大事です。
もしかしたら、そのミスはあなたのスキルの不足を示しているかもしれません。
または、もっと効率的な作業方法を見つけるためのきっかけになるかもしれません。
このように、失敗や落ち込みを通じて、自分自身の弱点を知り、それを克服する機会として捉えることが大切です。
だから、次に何か失敗をしたときは、その状況から何を学べるかをじっくり考えてみてください。
そこには、あなたがより良く成長するためのヒントが隠されているかもしれません。そして、その教訓を活かすことで、あなたは今よりもっと素晴らしい未来を築くことができるでしょう。
全く落ち込まない人は成功しない:立ち直り方が大切
すぐ落ち込む人の特徴:自己否定するのが得意
あなたは自分のことを簡単に否定してしまうタイプではないですか?
多くの人が、自分を疑うのが得意で、ちょっとした失敗にもすぐに落ち込んでしまいます。このような人は、自己否定をするのが得意なんですね。
たとえば、ちょっとした仕事のミスや人間関係での小さなズレから、すぐに「私はダメな人間だ」と感じたり、「こんなこともできないなんて」と自分を責めたりします。
そんなとき、あなたはどんどんネガティブな感情の渦に飲み込まれてしまうかもしれません。
でも、ここで大切なのは、その自己否定の感情が実際のあなたの能力や価値を正確に反映しているわけではないということを理解することです。
自己否定は、ただの思い込みや過去の経験に基づくもので、あなたの本当の力や可能性を隠してしまいます。
だから、自分にすぐ落ち込む傾向がある場合は、その感情を一旦受け止めて、なぜそう感じたのかを冷静に分析することが大切です。
そうすることで、自己否定のパターンを理解し、それを乗り越える方法を見つけることができるでしょう。
自分自身をもっと信じて、ポジティブな方向へとステップアップしていくことが重要です。
落ち込みやすい人の悪い部分:引きずり
あなたは落ち込むと、その感情をなかなか手放せないタイプかもしれませんね。
落ち込みやすい人の一つの特徴として、感情を引きずる傾向があります。たとえば、ちょっとした失敗や不快な出来事があると、それを何日も、時には何週間も心に残してしまうんです。
このような感情の引きずりは、あなたの日常生活に大きな影響を与えることがあります。
ずっと悲しい気持ちや後悔を抱え続けることで、新しいことに挑戦する勇気が失われたり、人間関係に悪影響を及ぼしたりすることもあるでしょう。
でも、大切なのは、どんなに悪いことがあっても、それを過去のものとして捉え、前に進むことができる力を身につけることです。
落ち込んだ時には、自分自身に「これは一時的なものだ」と言い聞かせ、ポジティブな未来に目を向けることが大切です。
そのためには、自分自身との対話を大切にし、感情の処理方法を学ぶことが役立ちます。
落ち込みやすい人は感謝が足りない
よく「落ち込みやすい人は感謝が足りない」と言われることがありますが、これは必ずしも真実ではありません。
実際には、落ち込みやすい人でも、感謝の気持ちを持っていることは多いんです。
感謝の気持は持っているのですが、それ以上に「申し訳ない」という気持ちになってしまってるんです。
たとえば、家族や友人、職場の同僚など、周囲の人々への感謝の気持ちを抱えつつ、小さなネガティブな出来事に大きく反応してしまうことがあります。
このような人たちは、実は非常に感受性が豊かで、周囲の環境や人々の感情に敏感なんですね。
だからこそ、「落ち込みやすい人は感謝が足りない」というのは、彼らの真実を見落としていると言えるでしょう。
むしろ、落ち込みやすい人は、感情の起伏が激しいだけでなく、人間関係においても深い愛情や感謝の気持ちを持っていることが多いのです。
そのような人の口癖は「すみません」です。
もしも落ち込むのをすこしでもやめたいのでしたら、「ありがとう」に変えていくことです。
「いちいち落ち込まない」は間違ってる:いちいち落ち込むべき
「いちいち落ち込まないほうがいい」という考え方がありますが、これはちょっと見直す必要があるかもしれません。
実は、「いちいち落ち込む」ことがとても大切なんです。
小さな失敗や問題に直面したときに、それに対して感情を感じることは、自分の感情を理解し、成長するチャンスなんですね。
つまり、いちいち落ち込むことで、自分が何に敏感で、どんなことが嫌なのかを知ることができるんです。
ただ、大切なのはそれをおぼえておくことです。
毎回同じことで落ち込んでいたら、だめです。一度落ち込んだことは覚えておいて、そうならないように努力して、落ち込む回数を減らしていくことが大切です。
「すぐ落ち込む人はめんどくさい」と言われないために
「すぐ落ち込む人はめんどくさい」と周囲に思われがちですが、実はそれは誤解かもしれません。すぐに落ち込むことは、実は感受性が豊かである証拠なんです。
ただ、周囲に「めんどくさい」と思われないためには、自分の感情をコントロールする方法を身につけることが大切です。
たとえば、落ち込んだときに、すぐに反応せずに一呼吸置いてみる。それから、なぜそのように感じたのか、客観的に考えてみることです。
また、すぐに元気になることも大切です。「すぐに落ち込むけど、すぐに元気になる」と思われたら、落ち込む回数を減らしていけばいいだけです。
このように自分の感情を客観的に見ることができるようになると、周囲の人たちもあなたのことを「感受性が豊かで理解しやすい人」として捉えるようになるでしょう。
また、自分自身も感情に振り回されずに済むため、気持ちも穏やかになります。
落ち込むことが成功への近道
あなたは、落ち込むことを避けるべき障害だと思っていませんか?
でも、実は落ち込むことが成功への近道のひとつなんです。どういうことかというと、失敗や挫折を経験することで、あなたはより強く、賢くなれるんです。
落ち込むということは、あなたが何かに真剣に取り組んでいる証拠。そして、その経験から学ぶことができれば、同じ失敗を繰り返さずに済むわけですね。
こうして自分の弱点を克服していくことで、成功への道が少しずつ開けてくるんです。
なので、落ち込んだときはそれを悪いことだと捉えずに、「自分が成長するチャンスだ」と考えてみてください。そうすることで、挑戦する勇気も湧いてくるはずです。
落ち込んだ後の立ち直り方が大切
あなたが何かで失敗して落ち込んだとき、その後どう立ち直るかが非常に大切です。なぜなら、落ち込んだ後の対処の仕方が、あなたのこれからの行動に大きな影響を与えるからです。
立ち直り方の一つとしては、まずは自分自身に対して優しくあること。自分を責めすぎずに、「誰でも間違いはある」と受け入れる姿勢が必要です。その上で、落ち込んだ原因を冷静に分析してみましょう。
「何がいけなかったのか」「次はどう改善できるか」など、具体的に考えることで、同じ失敗を繰り返さないようにすることができます。そして、その学びを次の行動に活かしていくことが重要です。
落ち込んだ後にどう行動するかで、あなたの未来は大きく変わっていくのです。だからこそ、落ち込んだ後の立ち直り方には、ぜひ注意を払ってみてくださいね。
落ち込んだ後の立ち直り方のプロセスと具体的な実践方法
落ち込んだ後に、どうやって立ち直るか、そのプロセスはとても大切です。
まずは、自分がなぜ落ち込んだのかを理解しましょう。自分の感情をしっかりと受け止め、それがどのような原因から来ているのかを考えてみてください。
次に、その原因を分析します。何があなたをそうさせたのか、客観的に見てみることが重要です。例えば、仕事でのミスなら、どこで間違えたのか、どうすれば改善できるのかを考えましょう。
そして、次の行動を計画します。落ち込んだことを繰り返さないためには、具体的な行動計画が必要です。小さな目標を立て、それを達成することで自信を取り戻すことも一つの方法です。
最後に、実行に移しましょう。計画したことを一つずつ実践していくことで、落ち込んだことから学び、成長することができます。失敗を恐れずに、前向きな姿勢で取り組んでみてくださいね。
まずは感情を切り離す
落ち込んだとき、まず最初にやるべきことは、自分の感情を客観的に見ることです。あなたが感じている怒りや悲しみ、失望などの感情を一旦切り離し、冷静に考えてみましょう。
感情に振り回されると、物事を冷静に考えることが難しくなります。
なので、一度深呼吸をして、自分の感情を一歩引いて見るようにしてみてください。
これによって、なぜそのような感情が湧いたのか、何が原因だったのかを客観的に分析することができるようになります。
できれば、紙などにまとめてみることです。こんなかんじです。
具体的に書き方を紹介します。
はじめに何故落ち込んでるのかを書きます。
次に、何が起きたのか、その原因と行動などを左側に書いて、どう思ったのかを右側に書くんです。
そして、どう思ったのか書いた下に、なぜそのような感情になったのかをかきます。
その「なぜ」を5回繰り返します。
書き終えたら、もう一度見直すことで、出来事と感情は別なものなのだとわかるはずです。
上の例で言えば、4回しか深掘りしていないのですが、悲しくて落ち込んでるのは、上司から怒られるからだということがわかります。
契約が取れなくて落ち込んでるのですが、上司に怒られるので落ち込んでるわけです。
事実は何なのか、感情抜きで確かめることが第一歩です。
このステップは、立ち直りの過程でとても重要です。
感情を切り離すことで、冷静な判断が可能になり、あなたの立ち直りを助けてくれるはずです。
怒られたりうまく行かなかった行動は何?
感情を切り離したら、仕事で怒られたり、うまく行かなかったときのどんな行動が原因だったのかを考えます。
あなたがどのような行動をとったのか、その結果何が起きたのかを具体的に振り返ることです。
たとえば、プロジェクトでミスをしたとき、その原因は何だったのでしょうか。
- 計画不足だった
- コミュニケーション不足
- 締め切りを守れなかった
など、具体的な原因を探ります。
とはいえ、これが簡単にできたらいいのですが、なかなかうまく行きません。
そんなときに便利なのが、他人の目を借りて見てみるということです。
漫画『ジョジョ』シリーズのスタンドだったり、ドラマ『VIVANT』の堺雅人さん演じる乃木の別人格のような感じで、あなたに質問することです。
質問の言葉は、
「あなたの失敗した原因は?」
です。自分に対して「あなた」と呼びかけることで、冷静に、客観的に状況をみることができます。
その上で利用したいのが、マインドマップです。
マインドマップは問題点を細かく分析するのにとても効果があるもので、こういった形のものです。あなたも見たことがあるはずです。
例えばある失敗がコミュニケーション不足だった場合、
「あなたがコミュニケーション不足だった理由は?」
と、あなたのこころに問いかけましょう。その答えを、たとえばx-mind(無料)という便利なツールで書いてみます。
こんな感じです。
- 〇〇さんと仲が悪い
- 〇〇さんには話が通じにくい
- △△さんに話し忘れた
- ミーティングで意識統一できなかった
- 部課内で情報共有できなかった
など、自然に原因が出てくるはずです。
パソコンの画面で頭の中をブレインダンプするイメージです。
感情を切り離した後は、まずはダメだった行動を洗い出すことです。
行動を改善して書いておく
落ち込んだ原因、失敗した原因をマインドマップで分析した後は、それらをどう改善するか考えます。
これも、マインドマップに直接書き込んで行きましょう。具体的に書き出すことで、あなたの頭の中が整理され、実際に行動に移しやすくなります。
そのうえで、行動計画を書き出すことです。
たとえば、上述したコミュニケーション不足が問題だった場合、それぞれの問題点をどのようにすれば克服できるか、改善点を考えます。
具体的な行動計画としては、「仕事として割り切る」「毎日チームメンバーと短いミーティングをする」「メールではなく直接話すようにする」などが挙げられます。
このように、あなたの行動計画を書き出しておくことで、それを実行する確率が高まります。また、自分がどう改善していくかの記録が残るため、今後似たような状況に直面したときに役立つでしょう。
行動を改善することは、自分を成長させる大きな一歩です。書いた計画に基づいて行動し、少しずつでも良いので、自分を変えていきましょう。
落ち込まないと考えるのではなくてどうやって立ち直るかをまず考える
あなたが落ち込んだとき、すぐに「落ち込まないようにしよう」と考えがちかもしれませんね。
でも、本当に大切なのは、どうやってその落ち込みから立ち直るかを考えることです。
というのも、落ち込みは誰にでも起こりうる自然な感情ですし、落ち込んでいたって時間の無駄だからです。「俺はダメだ」「どうしよう」と落ち込んでいても、仕事は勝手に進みません。
その感情を否定するのではなく、その感情とどう向き合い、どう処理するかが重要です。
落ち込みを感じたら、まずはその感情を受け入れましょう。「落ち込むのは当然だ」「絶対うまくいくと思ったのにダメだった」と、短時間でとことんおちこみましょう。
その上で、立ち直ることです。やり方は、
- 30分だけ落ち込む
- 落ち込んでいても無駄だと5回唱える
- 今の段階で何ができるか?を考える
時間を区切ることと、なにができるのかを考えることが大切です。
落ち込んだときには、このやり方で立ち直りましょう。
慣れてくれば、一々かんがえなくても自然にできるようになります。
落ち込んでもすぐに立ち直れるたった1つの言葉:すべてに感謝する
落ち込んだとき、「何ができるか?」を考えることも大切ですが、「すべてに感謝する」という心構えも、ふだんの生活から大切です。
明治維新の偉人・西郷隆盛の座右の銘の「敬天愛人」を覚えておいてください。
「二五 道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は我も同一に愛し給ふゆえ、我を愛する心を以て人を愛する也」
(現代語訳)
「道というのはこの天地のおのずからなるものであり、人はこれにのっとって行うべきものであるから何よりもまず、天を敬うことを目的とすべきである。天は他人も自分も平等に愛したもうから、自分を愛する心をもって人を愛することが肝要である」(西郷南洲顕彰会発行『南洲翁遺訓』より抜粋)
簡単に言うと、常に尊敬の気持ちを忘れないということです。
あなたの日常生活の中で、小さなことから大きなことまで、感謝できることを見つけてみましょう。
たとえば、仕事でミスをしてしまったとしても、「このミスを通して学ぶことができることに感謝する」と考え方を変えてみると、気持ちが楽になります。
また、困難な状況にあっても、「この困難に直面できる強さがある自分に感謝する」と思えば、落ち込みから早く立ち直ることができるでしょう。
すべてに感謝することは、ポジティブな考え方を養い、あなたの人生を豊かにします。どんな状況でも感謝の気持ちを持つことで、心が軽くなり、自然と立ち直りやすくなります。
使う言葉はたったひとつ、「ありがとう」です。
「すみません」とか「申し訳ない」ではなくて、「ありがとう」「感謝します」と言い続けましょう。
この感謝の習慣を日々の生活に取り入れてみてください。きっと、あなたの考え方や感じ方が変わるはずです。
まとめ:全く落ち込まない人は成功しない!大切なのは落ち込んだ後の心理や行動
この記事のポイントをまとめます。
- 全く落ち込まない人は自己成長を妨げる
- 落ち込まない人は他人の感情に気づきにくい
- 落ち込まない生き方が必ずしも楽しいとは限らない
- 仕事でのミスに平気な態度は周囲からの評価を下げる可能性がある
- ミスをして落ち込むことは成功への一歩である
- ミスによる落ち込みから学ぶことが重要な教訓になる
- すぐ落ち込む人は自己否定をしてしまいやすい
- 落ち込みやすい人は感情に引きずられやすい
- 「落ち込みやすい人は感謝が足りない」という考えは誤り
- いちいち落ち込むことは必要、過剰な自己否定を避けるべき
- 落ち込むことは成功への近道であることを理解する
- 落ち込んだ後の立ち直り方を学ぶことが重要である
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