毎日、仕事をしていると、
- 何をやってもダメだ
- 何をしてもうまく行かない
- 何をやってもダメな人生なんだ
- ダメな奴は何をやってもダメ
なんて、思っていませんか?
わたしも仕事がうまくいかないときは毎日がとてつもなくおもしろくなく、「どうせおれなんて、何をやってもダメなんだ」って思い込んでいました。
でも、ある日、「何をやってもダメだ」と思ってるのはただの思いこみで、そう思ってるからこそうまく行かないことに気づきました。
そこで、「何をやってもダメだ」と思ってしまう理由や環境などを紹介して、どうやったら思い込みを解くことができるのか解説していきます。
この記事でわかること
- 「何をやってもダメだ」は思い込み
- 自己否定の高さと自己効力感の低さによるカン違い
- 「何をやってもダメだ」と思っていても、できることは山ほどある
- 「何をやってもダメ」と思ってるからこそ、うまく行かない
“何をやってもダメ”はただの思い込み!その理由と心理的背景
「何をやってもダメだ、自信がない」は、ただの思い込み!
「何をやってもダメ」という感覚は、あなたのただの思い込みに過ぎません。ただのカン違いです。
そういうと、わたしと話をしている方のほとんどは、
「そんなことないよ。オレは何やってもダメなんだ」
と、まるで悲劇の王子様のように、この世のすべての悲劇の主人公が自分なんだと告白してくれます。
でも、冷静になってよく考えてみてください。本当に「何をやっても」ダメなんでしょうか?
あなたにも簡単にできることや、かならずうまくいくことはたくさんありますよね。
たとえば、
- 車を運転すること
- かっこいい服を着ること
- スーパーで買い物すること
など、いくらでもあります。
車を運転できない人にとっては、運転できるのは素晴らしいことです。お金をかけて免許を取らないといけないし、車も買わないといけない。そもそも手と目と足がなければ運転もできません。
新入社員とくらべてみたらどうでしょう?新入社員よりもできることが倍以上ありますよね。
なので、「何をやってもダメ」の中の「何をやっても」という部分は完全に間違っています。
言い換えれば、あなたが失敗して落ち込んでる仕事や事柄は、「たまたまダメだった」ということだけなんです。
しかも、うまく行かないことが2回、3回と続くと、そう思ってしまいがちですが、それもたまたまうまく行かなかっただけなんです。
そういうと、「若い頃はもっとできていたし、失敗も少なかったような気がする」なんて言い出します。
それにもちゃんと舌理由があって、完全にカン違いしています。
うまく行かないことが増えた理由
若い頃よりもうまく行かないことが増えたなんて思うのは、人間の習性というか本能です。
人間はうまく行ったことはよく覚えていますが、うまく行かないことはすぐ忘れるようになってるんです。
小学校の算数で習った九九を思い出してみてもらえますか?
9の段まで正確に言えるまでに、何回失敗したか覚えていますか?9の段じゃなくてもいいです。2の段が言える様になるまでには、何十回も失敗していませんでしたか?
でも、覚えているのは言えるようになったときのことです。
これは楽しさと悲しさの記憶とも似ています。人間は悲しい記憶はどんどん忘れるようになっています。いつまでも覚えていたら、一度悲しいことがあったらずっと立ち直れないですよね。
たとえば、おばあちゃんがなくなったときにはとても悲しかったのが、10年も経つと思い出すのは命日くらいのときで、30年も経つと命日すら忘れてしまうこともあります。
人間の記憶なんてそれほど曖昧なものなんです。
ですから、若い頃にうまく行っていた事が多かったというのは、うまく行かなかったことを忘れてるだけなんです。
それなのに、若い頃と同じように今もうまく行かないことがあるわけです。そこで、なぜなんだろう?とおもってしまうわけですよね。
さらにもっと別な理由もあります。40代ともなると、簡単に成功することはやらなくなります。興味がなくなるんです。
たとえば、一度クリアしたゲームは二度とやらなくなるようなものです。
ということは、自然とあなたの仕事上のレベルが上っていくわけです。いまのあなたから見ると、新入社員の仕事は、なぜ失敗するんだろう?的なレベルのはずです。
今までも失敗を繰り返して成功してきているはずです。でも、40代ともなると、おのずと仕事のレベルが上がりますから、難易度も絶対に上がるはずなんです。
ということは、成功する確率も低くなっていきますよね。上に行けば行くほどライバルが減っていくのと同じ原理です。
ですから、うまく行かないことが増えるというのは、とても当たり前のことなんです。
それなのに、「オレは何をやってもダメなんだ」と思うのは、完全にカン違いですよね。単純に難しい仕事に取り組むことが増えたので、必然に失敗が増えてるだけなんです。
言い換えれば、今が試練でもありチャンスでもあるんです。あなたがもっと成長するための失敗だと思えば、「オレは何をやってもダメなんだ」なんて思ってる暇はないです。
今まで以上にPDCAサイクルを回したり、原因を追求したりして成功することを目指していくことが必要なんです。
まずは、ラスボスに近づいてるから、失敗することもどんどん増えてきてるんだと思っておいてください。
何をやってもダメな時の心理とは?
とはいえ、何をやってもダメな時には、しばしば自己嫌悪に陥ります。
この心理状態は、自己効力感の低下に直結し、さらなるネガティブな行動を引き起こす可能性があります。
自己効力感とは、「オレだったらできる」と思う力です。ティモンディの高岸宏行さんとか元テニス選手の松岡修造さんのようなメンタルです。
自己効力感の低下とはその逆で、「やっぱりオレはダメだ」と思ってしまうメンタル状態です。芸人の草薙さんのような方です。
もちろん、草薙さんは芸風として演じてらっしゃるんですが、わたしのしりあいにももっとすべてを否定する人がいます。
「何をやってもダメだ」と思ってしまうときの心理は、自分のことを最低だと思っている状態がとても多いです。
まずはその状態から抜け出すことが必要です。
マイナスの心理から脱出する思考法
何をやってもダメな感覚から脱出するための思考法は、まずは自分の思考パターンを意識することから始まります。
ネガティブな自動思考に気づいたら、それをストップさせ、事実に基づいた肯定的な思考に置き換える練習をします。
たとえば、「何をやってもうまくいかない」という思考が浮かんだら、
「本当に何をしてもうまく行かないんだろうか?」
と自問自答することです。
この質問を頭の中に思い浮かべるだけで、今までにやったことの中で、うまく行ったことを探し始めるはずです。
5年前、10年前、新入社員の頃、学生の頃・・・と遡って考えてみてください。きっとうまく行ったことが山ほど出てくるはずです。
そのうえで、「今回はたまたまなんだ」と思えばいいんです。
つまり、うまく行かなかったことや今うまく行ってないことに焦点を絞るのではなくて、まずはうまく行ったことに焦点をしぼる練習をしていくということですg。
この思考方法を何度か繰り返すことで、悪い癖はぬけていきます。
今のあなたは、なにか不都合なことがおきたりうまく行かなかったら、自動的に「何をやってもうまくいかない」と思うようになってしまってるんです。
いわばマイナスへの自動運転です。
まずはその自動運転を止めることです。否定的な自動思考を停止して、ポジティブとは言わないまでもプラマイゼロの視点で考える思考を取り戻すことです。
そのことだけが、ダメな感覚から脱出することができる唯一の方法です。
何をやってもダメな時期の気持ちの切り替え方
そうはいっても、何をやってもダメだと思ってしまう時期があります。時期というか体の調子ですね。体の調子次第でそう思ってしまう時期とかタイミングがあるはずです。
実は体と脳は切っても切れない関係で、脳だけで考え方を改めようと思ってもなかなか難しいんです。
そこで、体の面からもそうならないために、体の調子を整えていきましょう。そのためにするべきことは運動です。たとえば、
- 歩く
- その場ジャンプ
- 走る
- ラジオ体操
- シャドーボクシング
何でもいいです。身体を動かすことで、新鮮な空気を身体の中に送り込むことができます。
おそらく、「何をやってもダメだ」と思っているあなたは、
- 猫背
- 呼吸は浅い
- ため息ばかり
という感じのはずです。映画やドラマに良く出てくる「両肩を落としてガックリとしてあるいてる」といった感じです。
それでは、脳の中に新鮮な酸素は供給されません。ということは、ある意味、酸欠状態になっているんです。
ですから、新しいこともひらめかず、過去に起きたことをくどくどと思い悩んでしまうんです。
まずは、体を動かして、新鮮な空気を取り込んでから、先程の
「本当に何をしてもうまく行かないんだろうか?」
という質問を考えましょう。
メンタルストレスの管理方法
何をやってもダメな感じがする時には、ストレスがたまっていきます。
ストレス管理には、自己ケアが不可欠です。ストレスを感じたら、まずは深呼吸や瞑想などで心を落ち着けることから始めます。
定期的な運動はストレスホルモンを減少させ、リラックス効果をもたらします。
また、趣味や社交活動に時間を割くことで、仕事や日常生活の圧力から一時的に離れることができます。
睡眠はストレス管理においても非常に重要で、質の良い睡眠を確保することで、ストレス耐性を高めることができます。
このように、心身のリラックスを促す活動を取り入れることで、ストレスを効果的に管理することができます。
気持ちをリセットするには?
「何をやってもダメ」という感覚は、一度思い込んでしまうと、心の中に深く根ざしてしまうことがあります。
そうなってしまうとなかなかもとに戻すのはなかなか難しいです。
そのために始めにやることは、お話してきたように、まずは運動をして気持ちを切り替えながらストレスをかいほうしてあげることです。
そのうえで、自己肯定感や自己効力感を高めていくことが大切です。
多くの場合、過去の失敗や挫折が原因で、自己効力感が低下しています。
そんな自己効力感が低いときには、具体的な数字を設定することで目標達成の可視化を図り、小さな成功体験を積み重ねることが有効です。
「何をやってもダメ」というメンタル状態から、「なんでもできる」というメンタル状態に少しでも良いから徐々に近づけていくということです。
たとえば、今週中に達成したい小さな目標を3つ設定し、それを達成することで「ね、できるでしょ」と自分自身に思い込ませて、自信を回復させるのです。
このプロセスを繰り返すことで、「できる」という実感を徐々に取り戻していくことができます。
ダメな奴は何をやってもダメ・・・じゃない!
「ダメな奴は何をやってもダメ」と言うような人は、おごり高ぶってる器の小さな人間です。
そういう人は自分よりすごい人があらわれたら、なにも言えなくなったり、へいこらして頭が上がらなくなります。
そして、そういう人こそ周りの人から「ダメな奴」だと見られてしまいます。
「お前はダメだ」とか「ダメな奴は何をやってもダメだな」と言われたら、心のなかで、「そういうお前こそダメな奴だ」とそっと囁いていたらいいんです。
そもそも、上でも説明しましたが、すべてのことがダメな人間はこの世の中にはいません。人は何かしら得意なものがありますし、やろうとおもえば何でもできるんです。時間がかかるかどうかだけの問題です。
この地球上に住む9割以上の人は自分の足で歩くことができますし、10割の人が呼吸をすることができます。
何をやってもダメなんていう人は存在しないわけです。
また、人間は適切なサポートと環境、そして自己への信頼があれば、大きく変わることができます。
例えば、失敗を経験した人が、その経験を活かして成功を収めるケースは数多く存在します。
関連:成功は失敗の元
失敗するからこそ成功できるし、自己反省を通じて過去の行動パターンを変え、新たな道を切り開くこともできます。
ただ同じ失敗をしてしまうのはだめです。余計な感情に押しつぶされてしまい、マイナス思考にならないように気をつけていくことです。
誰もが無限の可能性を信じることはできますし、成長を続けることができます。「ダメな奴」なんていう人はいないんです。
スピリチュアルな視点も大切
どうしてもメンタル的にきついときは、スピリチュアルな視点から考えてみることもおすすめします。
スピリチュアルな視点とは、神様とか仏様みたいなものです。
いちばんオススメしたいのは、ドラマ『JIN-仁-』の南方仁のセリフで、
神様は乗り越えられる試練しか与えない
ということばです。このことばは、新約聖書のコリントの信徒への手紙第10章13節、
「神は事実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていて下さいます」
が出典だと言われています。
「何をやってもダメだ」と思ってしまうようなときには、誰も助けてはくれないと思いがちですが、神様だけはあなたを見てると思えば、きっと安心できるはずです。
神様は乗り越えられる試練だけを与えてくれるので、今疲れていたら少し休んで、前に進めばいいだけです。絶対に乗り越えられるはずです。
人生はひとつの映画だと思えば言いんです。主人公はあなたで、ハッピーエンディングの映画です。
多くの映画では、主人公が危機に陥っていても誰か助けてくれたり、自分の力でなんとかして、最後は幸せを掴むものが多いですよね。
それと同じだと思ってしまえばいいだけなんです。今は悲劇の主人公だけど、人生が進んでいくと、幸せな結末が待ってる映画なんです。
しかも、悲劇やマイナスのことが大きければ大きいほど、幸せや喜びは大きくなりますよね。
ぜひ、今を楽しみながらめっちゃ感動できる映画を作り上げていってください。
“何をやってもダメ”はただの思い込み!その思い込みを解くには?
何をやってもダメな人の特徴
何をやってもダメな人には特定の特徴が見られます。
- 過去の失敗に囚われがち
- 新しい挑戦を避ける
- 自己評価が低い
- 他人の成功を羨みがち
これらの特徴に対する対策としては、まずは自己受容を高めることが重要です。自分を認めてあげるということです。
自分自身の長所と短所を認識し、それを受け入れることで、自己評価を改善することができます。
さらに、他人と自分を比較するのではなく、自分自身の成長に焦点を当てることが大切です。
具体的な対策としては、毎日の小さな成功を日記に記録することで、自己肯定感を高めることが挙げられます。
ダメダメな人生からの脱却方法
何をやってもダメな人生から脱却するためには、まずは現状を正確に把握することが必要です。
何をやってもダメなんてことはないので、それを認めるということです。
具体的には、何ができていて、何がダメで、何をやりたくて、何をしたくないのか、客観的に見ていきましょう。
例えば、仕事での失敗が続いている場合、その原因を洗い出し、それに対する具体的な改善策を立てることが重要です。
料金を例に取ると、プロジェクトごとにかかる時間とその成果を詳細に記録し、効率化できる部分を見つけ出すことができます。
また、新しいスキルを学ぶことで、キャリアの選択肢を広げ、人生の質を向上させることも可能です。
このように、具体的な行動計画を立て、実行に移すことで、人生を好転させることができます。
抜け出すためにやるべき具体的行動
何をやってもダメと感じる人が取るべき具体的な行動は、まずは小さな目標を設定し、それを達成することから始めます。
誰もが成功する目標でもいいです。
それによって、小さな成功体験を積み重ねることで自信を回復し、徐々に大きな目標に挑戦する準備をします。
また、自分の強みや興味を活かせる分野を見つけ、そこに集中することも重要です。
例えば、人と話すことが得意なら、コミュニケーションを必要とする活動に参加するなど、自分の得意を活かせる場を積極的に探します。
小さな成功を積み重ね、自分の強みを活かす行動を取ることで、ダメな感覚を克服することができます。
日によって違うのはなぜ?
何をやってもダメだな~と思う日って、たまにありますよね。なぜでしょうか?
それも、実は勘違いというか錯覚の一種です。
なにかうまく行かないことが2個とか3個重なると、過去の経験に照らし合わして、今日1日のすべてがうまく行かないと思いこんでしまうんです。
そう思う度合いは自己肯定感の高い、低いに関係しています。
自己肯定感の高い人は、2,3回うまく行かないことが続いてもなんにも思いません。そもそもうまくいくことが当たり前だと思ってるからです。
でも、自己肯定感の低い人は、2,3回どころか、1回でもうまく行かないとすべてが上手く行かないと思いこんでしまうわけです。
つまり、「何をやってもダメな日」があるのは、単純にあなたがそう考えてるからなんです。
なので、何をやってもダメな日々を少なくするための小さな一歩は、何をやってもダメだということは勘違いだと自分自身に言い聞かせることです。
そのためにとても便利なのがマインドフルネス(瞑想)やヨガ、禅などです。
まずはマインドフルネスをやってみて心をフラットにしましょう。
関連:マインドフルネスのやり方
マイナスに感じる状況を打破する方法
そのうえで、何をやってもダメな状況を打破するためには、まず現状を冷静に分析し、具体的な改善策を立てることが重要です。
これには、問題を細分化し、それぞれに対する小さな解決策を考えることが含まれます。
たとえば、営業の仕事で成果が出ない場合だったら、
- 市場のリサーチ
- 担当先の設定
- 担当先のリサーチ
- 営業活動を計画
- 結果の共有
- 軌道修正
- 再アプローチ
という感じでしょうか。
どの部分がうまく行ってないのか、どこはうまく行ってるのかを分析して、足りない部分を補強していくことです。
これはできるだけ細かくしていったほうが効果は高いです。
料理に例えるとよく分かるはずです。
例えば美味しいカレーライスを作りたいと思ったら、
- 美味しいカレーライスとは何かを定義する
- レシピを探す
- 食材を探す
- 調理テクニックを上げる
- 調理する
といった工程が考えられます。それぞれの工程でももっと細分化できますよね。じゃがいもならどこの産地のもので、どういう切り方で、どういう炒め方、煮方で・・など。
そうかんがえることで、「何をやっても美味しくないカレーライス」と思っていたのに、美味しいカレーライスを作ることができるはずです。
ダメダメな日の乗り越え方
とはいえ、何をやってもダメだ~と思ってしまう日はあります。
そんな何をやってもダメだと思ってしまう日を乗り越えるためには、イチロー選手のスランプの乗り越え方がとても参考になります。
現役時代のイチローは、苦しいことや困難なことをやり甲斐にして進化していった。たとえ、どんなピンチに陥っても、「これは神が自分に課した試練。これを乗り越えることこそ本望である」と考えたから、偉大なメジャーリーガーの仲間入りができた。
苦境に陥って、ただ挫折するだけでは何も前に進まない。イチローのように自分を奮い立たせて、その困難と格闘することを快感にしよう。繰り返し修羅場をくぐるという経験を積み重ねれば、修羅場は修羅場でなくなる。逆境耐性を高めるには、逆境と格闘する数を単純に増やすしかない。(引用:BEST TIMES)
イチロー選手はまた、「スランプの対処法は、対処しないことです。辛くてもそのままやってください。」とも話されています。
プレッシャーがあるのは当たり前、うまく行かない時があるのも当たり前、そんなときに、いちいち気にしていたら成長なんてできっこないよ、ということです。
イチロー選手の言うとおりです。いろいろと乗り越えていかないことには、幸せな人生なんてやってくるはずはないんです。
多くのサイトでは、「静かにしていよう」「気持ちを吐き出す」「新しいことをやってみる」などと書かれていますが、逆ですね。
「何をやってもダメだ~」と思った日は、映画の主人公になりきって、その日を乗り越えていくことをおすすめします。
仕事での克服法
仕事で「何をやってもダメ」と感じる場合、その原因は多岐にわたることがあります。
しかし、この状況を克服するためには、まずは自分の仕事に対する姿勢を見直すことが必要です。
自分の仕事に対する情熱やモチベーションを再確認し、それを高めるためにはどうすれば良いのかを考えます。
例えば、仕事の成果を数字で可視化し、目標達成に向けた具体的なステップを設定することが効果的です。
また、仕事のスキルアップのためにセミナーや研修に参加することで、新たな視点を得ることができます。
自分自身の成長に投資することで、仕事での克服法を見つけ出すことができます。
自信がない時の対処法
自信がないと感じる時は、自己肯定感を高めることが重要です。
自信を取り戻すためには、自分の過去の成功体験を振り返り、それを具体的な数字や事実として認識することが効果的です。
例えば、過去に達成したプロジェクトの成功率や、得た賞賛の数をリストアップすることで、自分の能力を再確認することができます。
また、自分の長所を活かせる新しい活動に挑戦することで、自信を新たに築くことができます。
このように、自分自身の価値を再認識し、それを活かすことで、自信がない時の対処法を見つけることができます。
ダメだった日を最高に終わる方法
ダメだったと感じた日は、そのまま眠ってしまってはダメです。
ピークエンドの法則とか、記憶は夜に定着するという理論から、ダメだった日をそのままにして眠ってしまっては、メンタル的にも、記憶的にも悪い影響しか無いです。
ダメだった日は必ずリフレッシュして、最高の記憶に塗り替えて1日を終わらせる必要があります。
そのためのコツは、「自分にとって最高の日だった」と無理やり思うことです。
たとえば好きな音楽を聴く、お気に入りの食事をする、短い散歩に出かける、好きな趣味をする、映画やドラマを見る、など、ダメだったこと以上に良かったことをすることです。
もしも、時間がなくて良いことをできない場合には、そうしたと思いこむことです。
そのためにできるのは三行日記です。楽しかったことを3つ思い出してから寝ることで、良い影響を与えることができます。
毎朝やるべき大切なこと
新しい日の始まりに「何をやってもダメだ~」と感じることは、誰にでもあります。
そのままにしておくと、マイナスな気持ちになり、1日中ずっとその気持ちになってしまうので、その気持をリセットしなければいけません。
そのためには、朝、起きた瞬間に一日の目標を明確にすることです。そうすることで、心理的なリフレッシュが可能です。
例えば、その日に達成したいことを紙に書き出し、それを見える場所に置くことで、目標に対する意識を高めることができます。
また、一日の終わりには、達成できたこと、できなかったことを振り返り、次の日への改善点を見つけることも大切です。
このようにして、毎日を新しいスタートと捉えることで、前向きな気持ちを保つことができます。
モチベーションの保ち方
モチベーションを保つためには3つの方法があります。
- 自分自身の成功体験を思い出す
- 映画を見たり音楽を聞く
- 趣味をする
自分自身の成功体験を思い出す
過去に達成した目標や乗り越えた困難を振り返ることで、自信を取り戻し、前向きな気持ちを再燃させることができます。
映画を見たり音楽を聞く
映画は、視覚と聴覚に訴えかけてくれるすぐれものです。
映画を見ることで、映画の主人公になり、何でもできるという自己効力感を増すことが苦労せずに見てるだけで、できてしまいます。
たとえばわたしの場合は、『ロッキー』とか『スターウォーズ』『ショーシャンクの空に』『ワンピース』などを見れば、自然にやる気が出てきます。
あなたも、何かあったときに見るのはこの映画だと、一つの映画を決めておきましょう。
また、音楽もいい影響をもらえます。
わたしの場合は、『負けないで』です。何かあったときにこの曲を聞くと自然に涙が出てきてやる気が出てきます。歌詞がいいんですよね。
何度も繰り返し見ることで、その効果はどんどん大きくなっていきます。あなたも見つけておくことをおすすめします。
趣味をする
趣味をすることでも自己効力感を増すことができます。
趣味は楽しいものですし、成功することができたり、達成感があるからです。
誰でも簡単にできて、誰もが楽しい趣味としては、
- 映画
- ヨガ
- ウォーキング
- 筋トレ
- 写真
などです。
すべてを忘れて没頭するということが、あなたの脳にいい効果を生んでくれます。
すこしでも「ダメな日だ」と思ったら、こういった趣味をすこしやってみて、気持ちをリセットすることで、モチベーションがさがることもなく仕事をすることができるようになります。
まとめ:”何をやってもダメ”はただの思い込み!自己否定を乗り越える方法
この記事のポイントをまとめます。
- 「何をやってもダメ」はただの思いこみ
- 自己肯定感が低いときに失敗すると出やすい
- 小さな成功を積み重ねることで脱出できる
- ちいさな目標を明確に設定することが大切
- 自己受容の重要性を理解する
- ネガティブな思考パターンを変える方法
- 「何をやってもダメだ」と思ってもいつもと同じことをする
- 他人と自分を比較するのをやめる
- 自己効力感を高めるためには映画や趣味が最適
- ポジティブな人々との関係を築く
- 1日の終わりに、楽しいことを3つ思い出す
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