こんにちは。ドラマや映画を見ながらNLPや心理学を勉強してるアラカンの米山慎吾です。
リフレーミングの例と効果をまとめました。「リフレーミングって何?」「心理学の言葉?」「難しそう!」って思う人が多いかもしれません。安心してください。びっくりするほど「リフレーミング」はカンタンです。この考え方をするだけで、人生や相手に対する言葉、自分に対するイメージが180度変わってしまうんです。
お好きな所からお読み下さい。
リフレーミングとは?
リフレーミングとは、心理学の一種 NLP( Neuro-Linguistic Programming、神経言語学的プログラミング)の中で使われるテクニックの一つです。NLPとは、セラピーの分野で世界的に非常に有名だった「3人の天才」と称されたセラピストを分析し、誰でも同じような結果が出せるよう共通のパターンを見出して、まとめられていった心理学です。
その「3人の天才」とは、
- 催眠療法家の『ミルトン・エリクソン』
- ゲシュタルト・セラピーの『フリッツ・パールズ』
- 家族療法家の『バージニア・サティア』です。
3人は全く異なったアプローチを行うセラピストでしたが、それぞれが独創的で劇的な成果を出していました。NLPとは、この3人を元に、天才たちが使う『ことばの使い方』や『ノンバーバル(非言語)の使い方』、そして、『無意識の活用の仕方』を科学的に分析し、体系化され、誰しもが実践で活用できるようにしたものなんです。ですから、普通の人でも簡単な法則、考え方を知ってるだけで、応用することができます。
では、リフレーミングを見ていきましょう。
リフレーミングの初めの「リ」は、英語の「re」で、「再び」とか、「新たに」と言う意味です。
フレーミングは、日本語で言うと「額縁」です。絵画に額縁を付けるように、考え方、見えている風景に額縁を付けるんです。絵画でしたら、高級な額縁を付けると、中見は変わらなくても高そうに見えますし、和風の額縁を付けると、絵画自体も和風に見えてきます。それと同じで、出来事や風景に対しては、何も考えなければ、ある一定の方向から見てしまうのです。それを変えるのが、リフレーミングです。
一つ例をだしてみましょう。
子犬や子猫を見ると、大体の人は、「かわいい~」ですよね「 子犬 = かわいい 」というフレーミング(額縁)がかかっているわけです。それをちょっと変えてみるのが、リフレーミング。額縁の架け替えです。中の絵画はそのままにして。
子犬の例では、犬が嫌いな人からしてみると、子犬を見ても、何も思わないはずです。もしかしたら、「早くどこかに持っていってもらいたい」と思っているかもしれません。
もっとわかりやすくしてみましょう。
ある人がリストラをされました。多くの人の感情を考えてみてください。大体は、
- ヤバい
- 明日からどうしよう?
- 奥さんに何て言ったらいいのか?困った~
でしょうか?
でも、状況をかえてみると、ガラッと変わります。
- その会社を嫌いだったら・・・・・・よかった。辞表を書く手間が省けた。清々した。ラッキー
- 起業しようかどうか迷ってたら・・・後押ししてくれた。神様がOKサインをくれた。これは天の啓示?
- サラリーマンが嫌だったら・・・・・会社の社長は分かってくれてたんだ。これで好きなことができる。
どうですか?かなり違いますよね。
これが、リフレーミングと言う手法です。
言葉は難しいのですが、考え方、見方を変えるだけです。お金もいらないし、覚えることもありません。これで、人生が変わるとしたら、おもしろくないですか?今までの考え方はなんだったのだろうか?って逆に悩んでしまいますよね。^^
では、リフレーミングの実際の方法を考えてみましょう。
リフレーミングの例
リフレーミングの具体的な例を見ていきましょう。とは言っても、考え方を変えるだけですから、ムズカシイことは何もありません。自分である質問をするだけなんです。というのも、あなたの周りに起きている出来事と、あなたが抱いた感情には、何の関係もないのです。
例えば、先ほどのリストラは、タダの出来事です。どうしようもできませんよね。地震とかハリケーンなどの災害とか、離婚、新しく友達ができたとか、今まであなたの身に起きてきた出来事は、ただの出来事です。あなたにとって良いとか悪いとかは、全く関係がないのです。たとえあなたがそこに居なくても、その出来事は起きていますよね。特に、災害とか。
その出来事が、良いことか、悪いことか決めているのはあなたの心なんです。なぜ悪く考えてしまうのか?っていうと、過去の経験です。過去の経験があるために、悪いことは悪くかんがえてしまうのでです。では、悪く考えることを辞めて、良いことだと考えることも自由にできるわけです。それがリフレーミングです。
ただ、いきなりそんなことを言われても、簡単にはできないよ~っていう人もいるかもしれません。そこで、簡単に自分に聞くことのできる質問を用意しました。
その質問は、
あっ、良かったジャン
です。
この質問をすることによって、どんな最悪だと思われる出来事もプラスに転換することができますし、脳もその方向で考え始めます。「あっ、良かったジャン」と言葉に出して言うことで、脳の中では、何が良かったのだろうか?と自動で考え始めます。これは、意思には関係ないです。どうしても考え始めてしまいます。そして、ちょっとずつ浮かび始めるわけです。
例えば、
- 離婚の場合、「あっ、良かったジャン!」・・・・・新し井女性と付き合える
- リストラの場合「あっ、良かったジャン!」・・・・起業できる
- 両親の他界の場合「あっ、良かったジャン!」・・責任もって、おくってあげれる
- 交通事故の場合「あっ、良かったジャン!」・・・・麻痺とか残らなくてよかった
- 就活失敗の場合「あっ、良かったジャン!」・・・・私のいい部分を判ってくれない会社だ
- テストで赤点の場合「あっ、良かったジャン!」・・のびしろが沢山ありすぎる、勉強法がまちがっていたと判った
などですね。昔から言いますが、長所と短所は裏表の関係なんです。見方が違うので、ある人には優柔不断にみえたり、他の人には慎重にみえたりするわけです。
出来事も同じで、考え方次第で、良くも悪くもなりますから、どうせなら、良い面をしっかりみたほうが人生にとってプラスになるわけです。だって、リストラされて次の就職先の面接に行ったとして、リストラの件で落ち込んだままだと、ほとんどの場合、合格することが難しいのではないでしょうか?
それよりも、「前の会社は?」と聞かれて、「私とは合わなかったんです」と堂々と答えればどうですか?きっと合格しますよね。その時点で、人生は大きく変わる訳です。しかもプラスに。ですから、リフレーミングするということは、人生をポジティブに楽しむということに直結してるんです。
リフレーミングしないといけないということはないのですが、リフレーミングすることによって、あなたの人生は加速度的に成功に近づいていきます。それだけ、大切なテクニックなんです。
ぜひ、覚えておいてください。何が起きても、
「あっ、良かったジャン!」
です。
このリフレーミングは、本当に大事です。特に起業や転職を志す人にとっては、心のよりどころになるはずです。
では、ついでにもうちょっと具体的な言葉を書いてみます。
リフレーミング辞典
誰でもがついつい思ってしまうマイナスの言葉をあつめてみました。
それをリフレーミングしてみます。
- 甘えん坊な・・・・・人に可愛がられる
- あきっぽい・・・・・好奇心が旺盛、興味が広い
- あきらめが悪い・・・一途な。チャレンジ精神豊富
- あわてんぼう・・・・行動的な、行動が早い
- いいかげんな・・・・こだわらない、おおらか
- 意見が言えない・・・争いがきらい、人を認める
- いばる・・・・・・・自信がある、心豊か
- 浮き沈みが激しい・・明るい、活発
- うるさい・・・・・・元気がいい
- おこりっぽい・・・・素直、情熱的
- おしゃべりな・・・・話し好き
- おっとりした・・・・話をよく聞く
- おとなしい・・・・・おだやか
- 面白みがない・・・・まじめ
- かたくるしい・・・・意思が強い
- 勝ち気な・・・・・・信念がある
- カッとしやすい・・・考えがはっきりしている
- 変わっている・・・・個性的
- がんこな・・・・・・情熱的、責任感がある
- 気が弱い・・・・・・感受性が高い
- 気が強い・・・・・・情熱的
- きつい感じの・・・・責任感がある
- きびしい・・・・・・自信がある
- 口がきつい・・・・・はっきりものを言う
- 口が悪い・・・・・・うそをつけない
- 口が軽い・・・・・・社交的
- 口下手・・・・・・・自分の世界がある
- 暗い感じの・・・・・物事に集中できる
- けじめがない・・・・細かいことに気を使わない
- けちな・・・・・・・無駄遣いしない
- 計画性のない・・・・天真爛漫
- 強引な・・・・・・・自信がある
- 興奮しやすい・・・・情熱的な
- こだわりやすい・・・自分を持ってる
- ことわれない・・・・やさしい
- さわがしい・・・・・自分発信力が高い
- しつこい・・・・・・粘り強い
- 自分がない・・・・・譲り合う
- 自慢する・・・・・・自分の意見がある
- 地味な・・・・・・・素朴、ひかえめ
- 消極的な・・・・・・慎重
- ずうずうしい・・・・押し出しが強い
- せっかちな・・・・・頭の回転が速い
- 責任感がない・・・・人を信じられる
- 外面がいい・・・・・人当りに気を使ってる
- だまされやすい・・・人を信じる
- だらしない・・・・・物事に執着しない
- 短気な・・・・・・・常に改善策を考えてる
- 調子に乗りやすい・・エネルギッシュ
- つめたい・・・・・・冷静沈着
- でしゃばりな・・・・自分に自信を持ってる
- なまいきな・・・・・自分にこだわりがある
- 涙もろい・・・・・・人情味がある
- なげやり・・・・・・素直
- ネクラな・・・・・・思慮深い
- のんきな・・・・・・細かいことにこだわらない
- のんびりした・・・・細かいことにこだわらない
- 八方美人な・・・・・すべての人にやさしい
- 反抗的な・・・・・・自分に自信を持ってる
- はずかしがり屋・・・自分をよくしたい
- 人づき合いが下手・・こまやかな心配りが上手
- 人に合わせる・・・・人と仲良くできる
- 一人になりやすい・・自分の世界がある
- 人をうらやむ・・・・成長欲がある
- ふざける・・・・・・笑わせられる
- プライドが高い・・・自分の世界がある
- ぼうっとしている・・いつも考えてる
- 周りを気にする・・・人に気を配れる
- 負けず嫌い・・・・・プライドがある
- むこうみずな・・・・チャレンジ精神豊富
- 無口な・・・・・・・おだやか
- 無理をしている・・・チャレンジ精神が豊富
- 命令しがちな・・・・論理的思考ができる
- 目立たない・・・・・人に合わせられる
- 目立ちたがる・・・・リーダーシップがある
- 面倒くさがる・・・・おおらか
- よく考えない・・・・直感で動ける
- 乱暴な・・・・・・・たくましい
- ルーズな・・・・・・こだわらない
- 忘れっぽい・・・・・今にこだわってる
- わがまま・・・・・・自分の意見がある
いちおう、軽く考えてみました。「リフレーミング 辞典」で検索すると、他にも多少出てくると思います。ただ、自分で考えていくのも面白いかと思います。チョットした言葉の違いで、感情って変わるものです。言葉は強いものですから、大切にしましょう。人生が変わってしまうこともありますからね。
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